ヤフーのニュースで見たのですが
急性心筋梗塞を発症し、その後虚血性心筋症となり
冠動脈バイパス手術および左室補助人工心臓を装着した患者さんが
再生医学によって、1ヶ月半後心臓機能が改善し
さらに補助人工心臓まで取り外し、今では室内で自転車をこぐまでに
回復したそうです。
今回行われた治療法は
腰骨から骨髄液を採取し
その中から血管を作り出す能力がある細胞を抽出して
その細胞をカテーテルを通じて心臓に注入したそうです。
本文には
「同グループは、移植した細胞が新しい血管を作ったことなどが
心臓の回復につながったとみている」と書かれていますが
一度壊死した細胞は、復活しないので
おそらく虚血状態に陥っていた細胞が
以前の状態に戻り、心筋の機能が回復したと思います。
今後は再生医学で壊死した心筋も
治療できれば、さらなる希望が持てると思います。
(確かドイツでは行っているそうですが・・・)