昨日の続きです。
ヒトラー率いるナチス・ドイツのユダヤ人への迫害から逃れるため
ユダヤ人であるアインシュタイン博士は
1932年アメリカに亡命しています。
ナチス・ドイツの原子爆弾開発を恐れたアインシュタイン博士は
「原爆の父」といわれるオッペンハイマー博士の勧めにより
アメリカ大統領フランクリン・ルーズベルト(第32代)へ
原子爆弾の開発を促す書簡に署名をしました。
これにより原子爆弾を開発する国家プロジェクト「マンハッタン計画」が
遂行されることになりました。
実際の開発には、アインシュタイン博士は携わっておらず
オッペンハイマー博士主導で他のアメリカへ亡命したユダヤ人とともに
原子爆弾を開発しました。
オッペンハイマー博士は、ニューヨーク生まれですが
父はドイツ人であり、ユダヤ人でした。ハーバード大学を卒業し
32歳でカルフォルニア大学物理学科の教授になっています(すごい!!)。
ここで少し考えてみると、文章のいたる所に「ユダヤ人」が
書かれています。
いったいユダヤ人とは何者なのでしょうか?
次回につづく。