首途と書いて「かどで」と読みますが、出発という意味で、源義経(牛若丸)が奥州平泉へ旅立つ際に、道中の安全を祈願した地とのことで、この由緒で首途八幡宮(元の名は内野八幡宮)と呼ばれるようになったそうです。

 

このことより、旅立ち・旅行安全の神として信仰を集めているとのこと。

 

 

境内図です。

 

参道を進んで行きましたが、周囲の「桃の樹」は後回しにします。

 

 手水舎

      

       絵馬掛け

 納札所

 

鳩の姿が目立ちますが、「」は八幡神の神使として、また瑞鳥(めでたい鳥)として古代より崇敬されているとか。

 

本殿へ上がる前の鳥居と右横にある弁財天(下)

 

 本殿

 

それでは桃の樹です。

 

「源義経奥州首途之地」とある石碑紅白が入り乱れる桃とその奥には紅い桃の樹がありました。

 

紅白の桃は「源平枝垂れ桃」(左下)というそうです。

 

本殿の傍にも紅白を咲き分ける「源平花桃」がありました。

 

最後に御朱印ですが、授輿所は無人で書き置きをお賽銭箱に初穂料(300円)を入れて頂きました。

   

 

この御朱印にも西陣櫻井とありますが、首途八幡宮に隣接して桜井公園があります。

そこには枝垂れ桜(間山:濃い桃色の八重咲き)と藤が綺麗に咲いていましたので、追加しておきます。

 

 

 

ここ首途八幡宮を参詣した(4/17)のは、近くで用事で来ていて時間が空いたので、地図上で見つけたからです。

珍しい桃の樹がある名所とは知らずに訪れ、満開の時期を少し過ぎていましたが、咲いているところを見ることができただけでも、改めて有り難いと感謝です。