京都の洛南にあり、「やわた(八幡市)のはちまん(八幡宮)さま」として親しまれる石清水八幡宮へ参詣しました。

 

石清水八幡宮は、男山の峯に位置する日本三大八幡宮の一社であり、伊勢神宮と共に二所宗廟(皇室が祖先に対して祭祀を行なう廟)という由緒ある社です。

 

直でお参りするには、京阪・石清水八幡宮駅から直ぐの男山ケーブルで、山上まで行くのが本殿への近道です。

しかし今回は松花堂庭園を経由してだったので、路線バスで駅まで行き、かつケーブルは使わずに一の鳥居から表参道を登るルートを採りました(下図の赤線)。

 

 

以下、赤丸番号に添って紹介していきます。

 

一の鳥居です。

よく見ると、鳥居に掲げられた扁額の八幡宮の八の字が二羽の鳩になっています。

鳩は「はちまんさん」のお使いで、神鳩と称せられているそうです。

 

この鳥居から二の鳥居を抜けて、なだらかな山道(標高は約140m)を30分程登っていくとほぼ山頂に着きました。

 

三の鳥居です。

遥か奥の方には、正面に赤い社殿が見えます。

 

③左に曲がると、エジソン記念碑がありました。

エジソンは白熱電球の実用化に取り組んでいて、長時間輝くフィラメントにここ八幡の真竹を採用したのことで、記念碑が建立されたそうです。

 

参道に戻り、④社務所で御朱印を頂きました。

八の字は鳩で」とお願すれば、鳩の形で書いて頂けると知っていましたので、そうしました。

 

参道をさらに進むと、⑤左手は手水舎で、目の前に南総門があり、その奥には楼門本殿が佇んでいました。

 

 

御本社(御社殿とも)とありますが楼門と本殿を一体化してそう呼ぶのでしょうか。現存する八幡造りの中で最古かつ最大規模(国宝)だそうです。

 

楼門の内側上部の様子で、虎と龍の彫刻の下には「阿吽の鳩」が見えます。

 

本殿の左手には、楠木正成が奉納したといわれる御神木の「」があり、樹齢は約700年とのこと。

 

本殿エリアを右回りして後にし、ケーブルの駅を目指していると、途中に⑥展望台があって京都市内が見渡せました。

 

左端の中ほどには、小さく京都タワーが見えています。

 

程なく⑦男山ケーブルの山上駅に着き、ケーブルカーに乗り込みました。

 

麓に降りると3時過ぎだったので、一服すべく、やわた走井餅老舗で走井餅と抹茶のセットを頂きました。

 

この日は神戸の友人との再会の日(年に春秋の2回ほどのペース)でした。

念願の松花堂庭園・美術館(前報で配信済み)とここ石清水八幡宮のセットで、少し慌ただしいか、とも思いましたが、ランチで吉兆の松花堂弁当も賞味して、6時間弱ほどの間、楽しいおしゃべりも含めて貴重な時間を過ごすことができたことに、感謝・感謝です!

 

また秋の再会まで元気で健康に過ごさねばと、改めて、実感した次第です。