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診療時間）11:00～19:30（13:30～15:00休診）
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できるだけ日どりの余裕を持ってご予約をいただけますよう、よろしくお願い致します。
なお、キャンセル待ちや、点滴治療の方、
当日の急なご来院に対しましても、できる限り対応させていただきますので、その際は直接お電話にてお問い合わせください。
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みなさん、こんばんは。
今年も早、2ヶ月を切りましたね。
COVID-19に全世界が振り回され続けた1年、
相変わらず先の見えない情勢ですが、
世の中は刻々と変化し、
私達も社会に俊敏に、
適応していかねばなりません。
こういうご時世だからこそ、
美しくなるためにクリニックへと足を運んでくださるお客様のあくなき美容への情熱に、
日々感動を覚えております。
女性は本当に強いです！
勇気をいただけます！
With CORONAで、
年末年始も乗り越えられそうです！
→→前回の続きです。
スレッドリフトのリフトアップ効果に大きく影響する要素として、
①皮下脂肪の量と質
②皮膚の性質
③使用するスレッドの性質
④年齢によるたるみ
が挙げられます。
③スレッドの性質
これら①②を踏まえた選択肢として
重要となるのが、スレッドの性質です。
吸収性スレッドの歴史は、
PDO→PLA（PLLA）→PCL
と素材の歴史でもあります。
この素材の違いをみなさんは、
吸収するスピードの違い？持ちの違い？
と思ってらっしゃるでしょうか。
確かにPCLという素材自身の生体内での分解吸収スピードは緩やかで、
スレッドが体内に存在する期間としては長持ちと言えます。
では、シリコンやナイロンの非吸収性のスレッドだと永久にリフトアップ効果が持続するでしょうか？
フェイスリフト手術を受ければ、永久にリフトアップ効果が持続するでしょうか？
答えはNoです。
それは、実際に非吸収性スレッドリフトやフェイスリフト手術を受けた方々を見れば一目瞭然です。
1年もすると、またたるみが目立っています。
フェイスリフト手術に至っては、
不自然なフェイスライン、
もみあげラインの皮膚緊張と、
ほうれい線・マリオネットラインのたるみ再発、
さらには醜い傷痕が残り、
非常に不自然な顔貌となって悩み、
ご相談に来られる方が多いです。
つまり、
スレッドリフトのリフトアップ効果とは、
スレッド自身が溶けることで低下するのではなく、
スレッドリフトを施術したその日からもう、
皮下脂肪の重さで低下し始めているのです。
それは吸収性でも非吸収性でも手術でも関係ありません。
施術直後より、まさに地球の重力との戦いが始まるのです。
となると、
リフトアップ効果の持続性には、
スレッドの素材吸収スピードの違いよりも、
皮下脂肪を支えるスレッドの本数や、
皮下脂肪・皮膚の性質、部位による可動性に合わせたスレッドの性質が重要ということになります。
PLAとPCLの性質の違い
PLA（Zスレッドシリーズ）とPCL（Fスレッドシリーズ）の性質の違いとして最も重要なことは、
吸収スピードの違いではなく、
スレッドの硬さ、しなやかさです。
硬くファイバー状のPLA（Zスレッド）と比べ、
PCL（Fスレッド）は非常に軟らかく伸縮性に富んでいます。
例えるなら、
PLA（Zスレッド）は槍で、
PCL（Fスレッド）は鎖鎌でしょうか。
長く鋭い槍は、
一定距離内にある標的（脂肪ユニット）を直線的に的確に捉え、さらにその柄（棒）の部分はしっかりと標的を保持、支えることができます。
Zスレッドは、
脂肪ユニットを最短距離で移動させ、
さらにそのスレッドの硬さにより、
皮下脂肪や皮膚の性質に影響されず支持組織として働くことで平面2D的な凹凸の少ない美しいスレッドリフトの仕上がりとなります。
しかし反面、
その硬い素材感は違和感やツッパリ感の原因ともなり、
特に口元や首といった動きの大きな部位のリフトアップには適しません。
かたや鎖鎌は、
同じく遠くの標的を、鎖の長さと柔軟性を駆使し変幻自在に捉え、
その鎖は伸縮自在に標的を捉えて離しません。
Fスレッドは、
脂肪ユニットやリガメントの位置を最適なルートで自在に捉え、
あらゆる方向から3D的なふっくらと立体感のあるリフトアップ効果と、
表情の動きに順応した、自然な仕上がりと緩みにくさが魅力です。
しかし反面、
軟らかな素材感と伸縮性は、
施術後の生活における強い表情筋の動きにより、
コグのリガメントへの掛かり位置が動いて一時的に凹みや引きつり感を生じたり、
皮下脂肪が軟らかく特に皮膚の薄い方では、
脂肪ユニットの位置移動による凹凸がダイレクトに目立ってしまう場合もあります。
これら凹凸やツッパリ感、違和感は、
その後の特殊なマッサージにより瞬時に簡単に解消することが可能ではありますが、
やはり、スレッドリフト初回の方に、
直後より美しく満足できるスレッドリフトをご提供するにあたっては、
まずZスレッドシリーズによるベースリフトを完成させることをおすすめしております。
リフトアップのベースができれば、
その後はよりしなかやに、よりパワフルに、
Fスレッドによる変幻自在なリフトアップで、
さらに美しく仕上げていくことができます。
次回につづきます→→
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