フィルクリニック大阪・ホームページが完成いたしました!
予約が混み合いご希望に添えない日が多くなっており、ご迷惑をおかけしております。
できるだけ余裕を持ってご予約をいただけますよう、よろしくお願い致します。
今回が水光注射シリーズのラストとなります。
もうしばらくお付き合い下さいませ。
水光注射、どこが違うのでしょう?
これを理解いただくために、まずこの水光注射のメカニズムについてご説明します。
⑤「韓国打ち」と「日本打ち」?
韓国からやって来た水光注射ですが、日本でもようやく定着してきました。
これだけポピュラーになった水光注射ですが、
「すごく痛かった…」
「血だらけになり、内出血も長く残った…」
「その割に、効果が分からなかった…」
というお客様の声を、今だに聞くのはなぜでしょう?
なぜこんなに血だらけに…
同じ水光注射マシンを使用しているクリニックが多い中、なぜこんなにダウンタイムの違い、効果の違いが出ているのでしょう?
その疑問に対する理由の一つとして、
「日本と韓国の国民性の違い」があるようです。
ちょっと大げさですが…。
ご存知のように、韓国は世界有数の美容大国です。
韓国では様々な美容施術、美容機器が研究・開発され、どんどん日本に導入されています。
韓国では、美容整形・美容施術はもはや当たり前、みなさん美しくなるため、美しくあるためには努力を惜しみません。
二十歳の御祝いに、両親からは美容整形をプレゼントされるのだとか…
そんな韓国の方々は、内出血や腫れ等のダウンタイムに対し、寛容さがあります。
それよりも、美容施術に対し、しっかりとした変化・効果を望まれます。
すると、このような考え方に行き着くのだとか…
「痛くない、出血しない施術なんて、効果が出ないんじゃないか?」と。
水光注射にもその考え方が成り立つとすると、
「ダウンタイムは当たり前!それよりしっかり注入して欲しい!」
となり、おのずとハードな水光注射となる訳ですね。
水光注射が韓国から日本に導入された当時は、そんな韓国での施術「韓国打ち」を日本のドクターが学び、そのまま日本のお客様に施術をしていました。
なので、痛い、血だらけ、ボコボコ…
水光注射がしばらく日本で人気が出なかったのは、そんな韓国と日本のお客様の温度差、
つまり、
「こんな痛くて、内出血がいっぱい出て、なのにこの程度の効果??」という日本のお客様の水光注射に対するネガティヴな印象が払拭できなかったためでしょう。
日本人は世界で最も、ダウンタイムに敏感な国民です。
日本人には、美容整形に対する一種のアレルギーのようなものがあります。
「周囲の人に、家族にバレたらどうしよう…」
「あの人、絶対整形してるわ!」
そんな、美容整形に対するネガティヴなイメージは、美容治療が一般的になってきた今でも、やはりまだ日本人の心の中にしっかり存在します。
日本のお客様の中には、直後のきれいな仕上がり・変化よりも、内出血や腫れが出なかったことの方に喜ばれる方も多いのです。
「バレたくない、けど変わりたい!」
私はこれを日本人の奥ゆかしさと理解しています。
もっとダウンタイムが少なく、
もっと効果の高い、
けど周りにはわからないように…
そんな日本のお客様に合った水光注射を、日本のドクターも研究してきました。
韓国の水光注射機器メーカーも、日本人向けの設定を開発するようになりました。
この「日本打ち」が、
まずは日本の美容治療のスタンダードになること、
そして、この「ノーリスク、ハイリターン」な、
日本人ならではの繊細さと奥ゆかしさが詰まった「日本打ち」が、世界のスタンダードになる!
そんな日を夢見て、
今日もあれこれ考えながら、
お客様と、お客様のお肌と対話しつつ、
水光注射を打ち続けております。
ご静聴ありがとうございました!