人生において最も大切なものは「初心」である。

 

どんな芸術的な絵画も、真っ白なキャンバスに打たれる一点から始まる。そしてその一点に絵画完成の意志がすべて込められている。人生においてこの一点を「初心」と呼ぶ。

 

人生で何かを始める時、それは事業でも入学入社でもお付き合いでも結婚でも、、、あらゆる事件が始まる時には初まりの点を打つ。そこにどれだけの決断と覚悟があるかによって、その事件が生み出す世界は変わる。中途半端な決断覚悟なら、生み出される世界も中途半端なものになるだろう。いい加減な点を打ったなら、己を取り巻く世界はいい加減なものになるだろう。始まりにないものは終わりにもない。もし美しい清らかな世界を生み出したいのなら、美しく清らかな点を打つべきである。「初心忘るべからず」という諺が言う通り、己が打った点を忘れないことだ。

 

それでも人は少しづつ少しづつ点をずらしてしまう。欲得、損得、貪欲、多欲にまみれ、初めの点が何だったのかを忘れていく。純粋な点が環境の影響によって不純物が混じっていくように。。。

 

だから、初心を貫く為にも「諦め不可能な夢」を持つことが何よりも大切になってくる。「諦め不可能な夢」は裏を返せば、人間ならば誰もがやるべきことに繋がるものである。

 

人間には知るべきこと、やるべきこと、期待すべきことがある。

そうではなく、知りたいこと、やりたいこと、期待したいことを希望するから欲に翻弄されてしまうのだ。

 

初心を貫こう。その強さを持とう。私は幸せである。なぜなら29年間どんな環境が襲おうとも、1mmたりとも初心がぶれることなくJapan Mission,Japan Dream,Japan Miracleを訴え続ける人物に出会ったからだ。彼 Noh Jesu氏の初心の一点。私はその一点がとてつもなく美しいと感じる一人である。