<うつくしいもの> 八木重吉
わたしみずからのなかでもいい
わたしの外の せかいでもいい
どこにか「ほんとうに 美しいもの」は ないのか
それが敵であっても かまわない
及びがたくてもよい
ただ 在るということが 分かりさえすれば
ああ ひさしくも これを追うに つかれたこころ
「美しく生きたい。」と10代の純粋な心はそう願っていた。美しさとは何かも分からずに、ただただ美という一点を希求していた。
友情の中に、恋する異性の中に、将来の夢の中に、学問の中に、宗教の中に、、、そのうち美とは何かが分からなくなっていった。
そんな時期に出会った八木重吉さんの詩『うつくしいもの』。高校生の頃に暗唱した。
最後に書かれている・・・
ひさしくも これを追うに つかれたこころ
外に求めたら決して掘り当てることのないのが美だと、うっすらと分かった気がした。この世で何かを求めたら、それは徒労に終わる。と。
「世界の中にありながら世界に属さない、、、そんな生き方をしたらいい。」と吉福伸逸さんが優しい笑顔で話してくれた言葉を思い出す。
しかしそれは、「この世のものに何一つ、期待するな!」という厳しい真理だったのだと今更になって思い知る今日この頃。
八木重吉ー1898年生まれ。日本の詩人、英語科教師。死去から約20年が経過した太平洋戦争後にクリスチャン詩人としての評価が高まった。
吉福伸逸ー1943年生まれ。翻訳家、セラピスト。C+Fコミュニケーションズ、C+F研究所を創設。スピリチュアル、ホーリズム、トランスパーソナル心理学などを紹介し人気を博す。
引き続き署名へのご理解、ご協力、拡散よろしくお願いします。
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