ニュートン力学、すなわち縦横高さという時空間・存在という「認識」では、ウイルスなど見えてこない。

存在と存在を分離し、コロナウイルス単独を見て一体なにが分かるのか?

存在の本質を知るということは、何から(of)、どのような仕組み(by)で、どんな目的(for)で「今ここ」にあるのかを知ることである。

今ここの1/10億mのコロナウイルスを辿っていく。。。どこまでもどこまでもその根源を辿って行った時、その行き着く先は存在の本質に突き当たる。

存在の本質とは、すなわち人間の本質、宇宙の根源に辿り着く。

1857年にピークを迎えた産業革命以降、人類はあまりにもすべてを分断してきた。

社会の分断、
家族の分断、
人間界と動物界ー植物界ー鉱物界の分断、
物質の分断(核爆弾の製造と使用)

人類は、体の目だけに依存しすぎた150年だった。

体の目で見たら、自分と他者との繋がりなど見えるはずがない。
自分と環境との繋がりを知れるはずがない。
自分とウイルスとの繋がりを感じられるはずがない。
繋がりを感じられない結果、他は敵となる。コロナウイルスは敵となる。

存在の本質は繋がり、つまり「間」。

人類が追求しなければならないのは、存在単独ではない。存在と存在の「間」なのです。

なぜなら「間」を辿っていけば、あらゆる森羅万象を生み出す源泉にたどり着く。人間を、コロナウイルスを生み出した源泉にたどり着く。

「心の眼を開けてみよ!」・・・コロナウイルス は人類にそう投げかけているような気がしてならない。

心で勝負してきた日本、心の眼で観るとはどういうことなのかを世界に知らしめた自信感を取り戻すこと。それが唯一の解決法であると思えてならない。