午後からは、パブリック. アイビーの一つに数えられる名門校 UCバークレー校へ。
この学校の信条は一言、「格差からの解放」。
TWLF(The Third World Liberation Front)、図書館の至る所にこの貼り紙をみる。
太平洋に面したカリフォルニア州にある学校らしく、様々な人種の優秀なる頭脳たちが集まってくる。
学問を修めようと大学に入った彼らが肌で感じるのは、いくら努力をしても埋めることのできない格差。
BLACK
BROWN
YELLOW
RED
皮膚の色でランクが決まる。そしてそのランクを決めるのは、ここに入っていないWHITEである。
学問は何のために修めるのか?…それらはどんな分野であろうが差を取っていくことである。
しかし学問は矛盾している。なぜなら、知れば知るほど、修めれば修めるほどに格差を生み出す。
格差を埋めるはずの学問が、格差を生み出すとは。。。なんとも皮肉であろう。
その矛盾を埋めるため、バークレー校は訴えている。「TWLF!我らは格差に対し最前線に立つ!」と…人間の尊厳を勝ち取るために立ち向かう姿である。
単一民族の中で生きていたら見えづらいが、この世界の潜在意識には根深い格差が隠されている。
格差、、、これは人間の尊厳を破壊する。尊厳を破壊された人間は、自己卑下に向かうか或いは、他者攻撃に矛先を向ける。
真の学問とは、「差取り」である。しかし人類にはまだ、真の差取りを導ける学問がなかった。
バークレー校で私は願った。。。0=♾=1 すなわち、「1」だけがある!を導く教育が全世界に1秒でも早く広がることを。
そんなことを考えながら、バークレー校を後にした。
Education for Revolution!