大分県波当津に住む芸術家 コオロギ タカシさん。。。

彼は桃源郷に住む少しひょうきんな賢者のようだ。

彼は言う。

芸術は科学の最先端、
科学は宗教の最先端、
宗教は芸術の最先端。

これらは表現系が異なっているだけで、一つのことを表している。

一つのこと…それは、「この世は、無から有の理だけがある。」

芸術とは、何もない真っ白な無というキャンパスに世界を生み出す行為。
科学とは、宇宙を生み出した根源すなわち無に辿り着こうとする行為。
宗教は、世界を生み出した創造主すなわち無を問う行為。

それらはすべて行為であり、留めるものではない。なぜなら、それぞれが追求する「無」は決して留まるものではないから。もしそれらを留めた時その瞬間から、それは本物ではなくなる。

描かれてしまった絵には、真の価値はない。
宇宙の根源を「存在」と規定した数式には、矛盾が生じる。
人の心を固定するために生まれたドグマは、苦しみを生み出す。

究極にedgeの効いた最先端は、常に揺らぎを有する。

その揺らぎこそ、人類が追い続け、私たちを存在し続けさせるそのものなのでしょう✨