世界と歴史を変えるのは「人間」

そして、人間を変えるのは「教育」

それは誰もが気付いていることでしょう。

しかし、教育の何をどのように変えればいいのか?
その明確さがないのです。

だからずっと同じような教育が続けられている。

私が小学校~中学~高校で暗記したことを
私の娘たちも同じように暗記している。

「教育は滞っている・・・。」そう感じるのです。

暗記させることが教育ではないはずです。

いや、もっと繊細に言うなれば
誰かの思惑通り解答を出すことを教えるのが教育ではないはずなのです。

こんな教育を続けていたら、人類が滅びてしまう。

人工知能の蔓延る時代がもうすぐそこまで来ている。
暗記能力・情報処理能力は、人間など人工知能に太刀打ち出来ない。

人間を作るのは教育なのです。

日本は強かった。
これは紛れもなく事実。

明治維新、なぜ起こせた?
西洋列強の植民地支配がアジアに蔓延る中、なぜ日本だけが植民地にならないでいられたのか。

自国に対する愛、
無我になる精神、
生死を越えた生き様、
大義に生きたサムライ、

それらが日本という国に結界を張ったのではないでしょうか。

しかし戦後、教育方針を相手の言いなりにせざるをえなかった。

教育によってジワジワと骨抜き日本が出来上がっていった。

そしてそれだけでは終わらない・・・

自己啓発、成功法則、「あなたが成功するためには!」など、どんどん西洋式思考が入り込み、
個にベクトルを向かわせていく。

国民一人一人が個に走ったら、その国は弱体化する。

大国は知っているのだ。
一つの国の民がまとまった時のエネルギーの爆発を。

特に、この日本という国のポテンシャルエネルギーを見てしまった大国は
それが起こるのが怖いのだ。

「まんまと嵌まっている。」
私は、日本という国を見ていてそう感じずにはいられない。

だから言いたい。訴えたい。

「教育革命が今、必要です!」と。

教育とは、自ら質問を投げ自ら答えを得ることです。
究極の問いを投げた時、人間は究極の答えを得るのです。

人間一人一人に全体を統察する力を持たせることだと思います。

私たち人間は無限の可能性です。
私たち人間はだれもが全体を統察することができるのです。

人工知能などに負けない。
誰かの作った場で踊らされない。

そんな人間に育てる新しい教育が必要なのです。