🟥【シリーズ②|統一電子カルテ(EHR)は“無価値医療”の一発解決になりうるのか、否か?】

──そして、それでも「危うさ」をはらむ日本の現実

 

私は、ずっと問い続けてきました。

 

「この医療、本当に必要ですか?」

「この検査、何のために行われているんですか?」

 

今、日本の医療には、

無意味な投薬、繰り返される検査、診療の断片化といった問題が山積しています。

 

その“根っこ”を断つ鍵──それが私が、当初考えた(今は微妙に違うので、最後までご覧ください)、統一電子カルテ(EHR)です。

 

🧠 なぜEHRが“無価値医療”の処方箋となるのか?

 

 構造的に見てみましょう。

 

 

❓ 課題     🗾 日本の現状          💻 統一EHRでできること

情報の断絶    医療機関ごとにバラバラな紙カルテ・非共有    診療・処方・検査歴が全国で一元化

重複処方・過剰検査    「他院で何をしたか分からない」    自動アラートで過剰検査・多剤併用を防止

医師の裁量主義    慣習的な“自己流医療”が温存    標準プロトコルやAIによるチェックが可能に

可視化の欠如    レセプト頼みで実態把握が困難    医療行為がリアルタイムで“見える化”される

 

🌍 世界ではどうか?──克服した国々(20年以上前から)

 

 

国           状況               特徴

🇩🇰 デンマーク    EHR+市民IDで完全連携    ワクチン・処方履歴も共有。自動チェックで過剰医療を抑制

🇫🇷 フランス    DMP+薬局連携    専門医紹介には前医の記録が必須。検査重複を防ぐ設計

🇪🇪 エストニア    完全EHR+国民もアクセス可    ブロックチェーンで改ざん不能。監査性も高水準

🇸🇪 スウェーデン    地域EHR統合→国家連携進行中    検診案内や教育通知が自動で患者に届く仕組み

 

💬 では、日本はどうか?

 

⛩️「お薬手帳をお持ちですか?」

 

→ 世界ではスマホやIDで一元管理されているのに、いまだ紙で運用。あるいは一見、電子カルテでも、実は病院ごとにシステムが異なり、全く共有されていない──宝の持ち腐れです。

 

🧾「前の病院で何をされましたか?」

 

→ それを正確に言える患者は、ほとんどいません。😅

 

🔥 結論:EHRなき日本では“無価値医療”の温床が放置されている

 

統一電子カルテがなければ──

    •    レントゲンを国民の身体で“二重撮影”する社会が続き(しかも被ばくリスク付き)

    •    薬の“出しすぎ”、検査の“やりすぎ”が制度として止まりません。

 

私は訴えます。

 

「お薬手帳では、命は守れません」

「EHRとは、診療の“指紋”を国が可視化することです」

「見える化されれば、無価値医療も、利権医療も、自然と淘汰されていきます」

 

🧨 しかし──EHRは“毒にも薬にもなる”

 

EHRは、必ずしも正義ではありません。

設計次第では、管理社会の入口になり得る。

 

とくに日本には──

    •    ガバナンスの脆さ

    •    売国的な制度温存

    •    国家情報流出の過去

 

こうした「国家設計の弱点」が残されたままです。

 

🕵️‍♂️ スパイ・売国・外資依存──EHR導入に潜む4つのリスク

 

 

   懸念            内容

🪓 スパイ疑惑    外資や中国系クラウドが行政インフラに食い込んでいる

🔓 サイバー防衛の脆弱さ    医療情報が「国家資産」として扱われていない

🧾 帰化ルートの緩さ    公益法人や医療IT中枢に、出自不明の人物が混在

🏢 ベンダー依存構造    “政府主導”の名の下に、実態は民間丸投げの利権構造

 

🧬 解決策:「公益EHRモデル」を日本から

 

原 丈人さんの、”公益資本主義”ではないですが、

私が目指すのは、”公益統一電子カルテ”(爆誕🤣)要するに、国民の命と情報を守るための設計です。

 

🟧 公益EHRの原則「3A+1T」

 

    1.    Autonomy(自治)

 → 情報の閲覧・提供・停止は、常に患者自身の選択

    2.    Auditability(監査性)

 → 「誰が・いつ・なぜ」アクセスしたか、すべて記録され患者が確認できる

    3.    Accountability(責任明示)

 → 管理主体は法人格で明示。外国法人・匿名委託は禁止

    4.    Transparency(透明性)

 → ソースコード・仕様を公開。中抜きや不正の温床を断つ

 

🇫🇷 フランスの実例:信頼されるEHRとはこういう設計

 

    •    統一EHR(DMP)はデフォルトでOFF。国民が「ON」にして初めて稼働

    •    外資系クラウドは完全排除

    •    管理運営は国家の公益法人が担う。ベンダー主導ではない

 

🧭 日本が見習うべき視点

 

    •    EHRは国家の“管理インフラ”ではなく、「市民が育てる公益基盤」であること

    •    運営はベンダーでなく、「国民が信頼する中立的な仕組み」で支えること

    •    「情報の主権は患者にある」という原則を、法制度で明確に位置づけること

 

🔔 最後にもう一度:EHRは“設計思想”が命

 

EHR=正義ではありません。

EHR × 公益哲学 × 安全保障設計

──この掛け算によって、はじめて「国民の命を守る基盤」が築かれます。

 

まだ問題は山積みですが、だからこそ。

ここから一歩ずつ、信頼できる医療の未来へ進めていきましょう。