毎年、私は一本の桜の木を定点観測しています。この木は、広尾近くの明治通り沿いの桜並木の中で、常に一番先に花を咲かせる特別な存在です。ウインク

 

今年も、肌寒い曇り空の下、3月24日にその開花を確認しました。花は枝の先端だけでなく、幹からも咲いています(胴吹き桜)。 今日になってみると、花はさらに増えていました。

 

 

なぜ、いつも同じ木が一番乗りなのでしょうか?

光の加減、地面の温度、周囲の建物による保温効果、土壌の栄養状態など、微妙な環境の違いが桜の開花時期に影響を与えることがあります。特に、一番早く咲くこの木が胴吹き桜を示していることは、その木が特に環境に適応している証拠かもしれません。また、老木であること自体がこの現象に寄与している可能性があります。

 

 

老木が胴吹き桜を示すのは、その生命力の表れとも言えます。長い年月を経て、さまざまな環境変化やストレスに耐えながらも、春になると美しい花を咲かせる桜の木は、多くの人々にとって希望や再生の象徴となります。

 

この木がこれからも長く健康でいられるように願っています。ドキドキ