ココ・シャネルはいろんな警句名言を残しました。例えば20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔にはあなた自身の価値が表れる」

 私、Dr.MANA50歳にして"美の伝道師" たる天命を知ったのですが、お風呂に浸かって太腿にお腹が乗っかっていることも知ったのでした。これはイカン、遺憾の極みです。

 シャネルは「エレガンスとは拒絶すること」とも言っています。そうだ、勇気をもって拒絶するのだ! と、腹部周辺脂肪吸引を決意した経緯については前編(WOMのウェブサイト参照) にてお話ししました。

 

 手術の前夜は、脂肪たちに「今までお世話になったわね」と永の別れを言い、のんびり長湯しつつ "くびれ復活" を妄想しながら寝に入ったのです。当日、オペ室の眩しい照明に目をつむったら、時を置かず夢の世界にまどろんで、目覚めたらもうお腹周りはミイラ状態のグルグル巻き、無痛で完了。一番楽な静脈麻酔で痛みもなんということでもなく、休憩室のベッドに横になっていました。これって楽勝ジャンと、家に戻って安静第一の速攻就寝。

 

 翌日、しずしすと腹巻型圧迫帯を緩めていくと、痛めつけられたお腹が現れてきます。内出血がかなり痛々しい。細くなっていないとは言いませんが、術後のむくみか "妄想のくびれ" とはちょっと違う。ん????

 

続き(お腹の脂肪吸引中編)はこちら→WOM-Bangkok