先週末、SAKITSUE代表の咲杖尚伽さん主催 のリアルセミナー に参加させていただき、このご時世に久々の“リアル”で心弾みました。当日は美コンシャスな方々が全国各地からいらっしゃって、私にとっても貴重なひとときを過ごすことができました。ありがとうございました、「早く来い来いポストコロナ」が待たれますね。

 

フランス女性に学ぶことってなんでしょう。オシャレのノウハウ? 男の落とし方? いえいえ、それは末節。彼女らの真髄は「意志の強さ」です。センシュアリティもそこからのものですし、ME FIRSTだって相手を尊重する覚悟あってのことなのです。社会にある女性やマイノリティへのガラスの天井(Glass Ceiling)はまだまだ強固です。これからは囲いをひとつ一つ壊していきながら、ますます凛々しく美しく、ご一緒に歩んでまいりましょう。



    ♡百花繚乱♡


さて「更年期」プロブレム。私はずっと以前から、このコトバの無礼な響きに憤慨していました。世間が語呂合わせの「幸年期」とするに飽き足らず、英語の「メノポーズ」に変更すべきと提案したり、それなりに孤軍奮闘していたのです。けれどセミナーでの尚伽さんとの対話の中で、「更年期という言葉には、今までと真逆のアプローチがあるのではないだろうか?」と気がついたのです。

 

よく考えてみると、更は更衣(ころもがえ)の更です。制服のある日本の学校では6月と10月の1日がその日でしたよね。字典によれば、更は「あらためること」「たるんでいるものを引き締める」「引き締めてしゃんとさせる」「今までのものを新しくよいものにかえる」が原義とされています。字義を正しく知っていた方の命名によるものならば、話はまるで違ってくることになります。

更年期とは、性ホルモンの分泌が低くなってくるがために、女性という枠にとらわれることなく、人間としての本物の魅力が発揮される、人生再出発の時期となります。更に年を美しく重ねる時期であり、優れた性である女性だからこそ人間の再生産のみならず、文明の花を咲き誇らせる絶好期でもあるわけです。――言わずもがなですが、医学的立場からHRT(ホルモン補充療法)や各種の対処療法(SAKITUEルナフルもオススメ)との賢い付き合い方は推奨いたしますけれど。

 

いかがでしょう? 更年期を命名された人が「夜が更ける」程度しか知識がなく「老ける年」とでも思ったのならともかく、本当の意味は「輝かしい年回り」だったのです。ふけると言えば「美に耽る」もありますからね。かくて、Problem Solving 

ただし、「プレ(プチ)更年期」とか「若年性更年期障害」 とかの、エビデンスのない非科学言辞を弄して人々を脅して私利私欲を図ろうとするメディアの発信に対しては、変わることなくダメ出しを継続させていただきます。ご覚悟あるべし!

Les plus belles années d'une vie sont celles que l'on n'a pas encore vécues.

人生最良の日は、まだ生きていない(お楽しみにはこれからだ)   

  byヴィクトル・ユーゴー

Thank you very much for listening!!