『ワンダーウーマン』 を観ました。初の女性監督によるアメコミ・ヒーロー映画です。 ワンダーウーマンは「ヒーロー映画第1作史上No.1記録達成」、「女性監督作品史上No.1の全米オープニング記録」、「女性監督作品史上No.1の全世界興行収入」などの数々の記録を塗り替えた歴史的な大ヒット作となりました。アメリカのハロウィンでは女性のみなさんこぞってワンダーウーマンだったとか。今年の世界流行語大賞があったならば、2017年度の受賞は間違いなかったことと思われます。

 欧米での熱狂的なブームにひきかえ日本での『ワンダーウーマン』は不発だったといっていいでしょう。興行収入予測1530億円に対し、結果は15億円に未だしで息切れしてしまいました。いったいなぜでしょう。

 さらに知って驚いたのは、欧米の女性たちの多くが戦闘シーンで“泣いていた(時に号泣していた)”ことです。私は映画が大変気に入って、戦闘シーンもそれこそ3回も4回も観ましたが、そこで涙することはなかったし、周囲の女性に聞いてもそうでした。“いけー!かっとばせー!”と元気いっぱい、テストステロン大放出に尽きました。ーこの違いはなぜ?

 この辺から日本と欧米の女性たちのポジショニングの差異を考察していきたいと思います。

 

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私もワンダーウーマン。ワンダー(不思議)な格好をしたウーマンです。