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フランスではカンカドが流行り始めてます。これ「50代の思春期Quincados」ってことなんです。東洋経済
の今回のコラムでフィーチャーしています。
パリマダ・スタンダートなBCBG的なエレガンス&シック、あるいはセンシュアルとはちょっと違う感じかもしれません。でも、フランス人もズッコケたのか、それともカッ飛んだのか。ともかく、おもしろいんです。
カンカドが現れてきた理由は3つ。まず、言うまでもなく現代人が長生きになったこと。『サザエさん』のお父さん波平は54歳で、お母さんのフネは50歳ちょっとだったってご存知でした?
まさに隔世の感がありますね。長生きはフランス人だって同じです。哺乳類の寿命は子育て終了までとされてきましたから、人生50年は当然でした。でも、今では50歳はまだまだコドモ、リセットして新しく出発する時となっています。
次は、フランスらしく「自由人気質」。1960年代生まれ以降、フランスは経済的安定がもたらされ、生きることをエンジョイできる社会になったといわれます。自由人が安心して自由を堪能できる世の中なのですね。
3つめは「実際に若々しい」。健康意識の向上と最新抗老化医学の発達の賜(たまもの)ですね。
日本とフランス、大人らしい成熟さではフランス人かもしれませんが、コドモ&若さならば日本人がカンカド先進国に躍りでるチャンスです。これがわたくしのイチオシ・フィーチャー! もっとも幼稚と未熟のフューチャーとなると目も当てられませんけどね。