魔法の指をお持ちのエステティシャン、塩山直美
さまと!
青本
が増刷になりました。版元の編集部では「重版出来」とはしゃいでくださったのでしょうか。TVドラマで「重版出来(じゅうはんしゅったい)」というのがあるそうですね。本一冊、世に出すために多くの人の協力と手助けが必要なのです。改めて心からお礼申し上げます。
青本とは
『生涯男性現役――男のセンシュアル・エイジング入門』
(ディスカヴァー携書)のこと。同時に出版した『パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ』の軽装版が表装が赤い赤本
でしたので、勝手に青本と呼んでいたのです。
みなさまに“男性として生涯現役で活躍していただきたい”との思いで名づけた書名ですが、男性がその元気をもっていれば、女性も生涯現役で“女を張れる”ものとなります。ついでといっては衣の下の鎧ですが、わたくしも“生涯男性現役”を熱望していることも含んでいます。――大それた目標とのご批判は甘受いたしますが。
それでも、嬉しいものです。やっぱり、わたくしはフランス男子より日本男子が好きなんだと痛感しました!?
さて、青本
と赤本
のカップル本。中身はともかくとして、表装の色遣いについてお褒めに与ることが多いのです。カラーコーディネイトは版元の干場弓子社長
が手を染められ、デザインワークを数々の装丁を手がけていらっしゃる石間淳さん
が担当してくださいました。
青本は江戸前の鉄紺色。色彩規格では「ごく暗い紫みの青」とあり、鉄色がかった濃い紺色で黒に近づくとわずかに緑をおぶ、と。石間さん に訊くと、「活色(かついろ)、勝色(かちいろ)ともいい、鎌倉武士に愛好された色」だとか。
赤本
はフランスのイメージである薔薇のローズとシャネルのルージュです。赤はスタンダールの『赤と黒』でご存じの、フランス軍のユニフォームの色で有名です。
「サムライか、ナポレオンか」、なんだかワクワクしてきました。
日本男子のみなさま。女ごころに長けるためにも、赤本『生涯恋愛現役』
もよろしく!
フランス在住の友人Mさんより。ギャラリーラファイエットのオブジェ
7月23日、センシュアル旋風・出版記念コンサート&パーティ→★