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スーパームーン
の記念すべき一夜(後で知りました)、婦人科医の宗田聡先生との初セッションが無事終了致しました。わたくしは前座&
MC役でした。今回マナティ得意のフランス&恋愛フィールドから、前衛的脳内変換が行なわれてしまい、少々過激な指南役になってしまったことを深くお詫びします。<(_ _*)>


さて“なぜ更年期に女性は綺麗になるのか”……こちらが宗田先生のご提案のタイトルでした。巷の認識とは正反対では?、と不思議に感じた方も多かったと思います。実はわたくしもよくわかっておりませんでした。


わたくしの解釈は自己流言霊エクスチェンジ術「幸年期」でした。思春期からつきあいはじめる生理(生理5日間として、毎年2ヶ月間はまるまる生理中)、妊娠の不安、逆に妊娠しない不安、そして命をかけた妊娠&出産という、まさに女だけに課せられた宿命。

それが更年期となり、やっと性ホルモンの呪縛から開放され、ようやく人間として高度に楽しめるに違いない(!?)幸せな高年期がやってくるわけですもの。綺麗で美しくならないわけがありません。  


ところが宗田先生の解釈はもっと哲学的で深かったのでした。
“辛さを乗り越えた女性は美しい”

更年期というのは、ライフスタイルを見直し、健康に留意し、心のもちようを考え、綺麗なるよきオケージョンである、ということのようです。なるほど。不安定な体調や精神の調和をはかりつつその痛みをもって人は成長する……

ピンチはチャンス。若さや外見の美に固執せず年齢を重ねることで決して失われることのない美しさ(はて、それは何でしょう?)を取得する女性が多いということなのです。なんてス・テ・キ!

哲学者のこんな言葉を思い出しました。“悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである”

もちろん更年期の症状には個人差があるので、ご心配な方は専門医に個ご相談なさるのをお勧めします。反面まったく(殆ど)不調を感じずに通過してしまう方も大勢いらっしゃるのも事実です。

 

宗田先生のご診察はこちらで⇒広尾レディース

わたくしマナティは今週末に、京都の東山で講演会をさせて頂きます。⇒