『日本にもどって、もう一度お店（居酒屋）をひらきたいの！今度は、何があっても日本を離れない！』
と話していたのは、震災後に大好きな日本を離れざるをえなかった北イタリア出身のナディアさん。昨年末に３年ほど住んだパリを去り、日本の新橋で居酒屋レストランを開いていたのです。
☆
『こんないい場所にお店があるのに？世界のパリより日本なの？』
『そう。ダンゼン日本がいい。日本に骨をうずめるつもり。娘には、私の骨はフランスにもイタリアにも持って帰らないでって言ってるの』
そっ、そこまで！？
東京では青山に住んでいたけど、築地が大好きだったナディアさんは、仕草もしゃべり方も、江戸っ子風、懐かしの昭和肝っ玉かあさん風。イタリアのマダムの気さくなお人柄にもとても親しみを感じて、カルチェラタン、サンジェルマン沿いに彼女が経営していたお店の傍を通る度に立ち寄っていろんな話をしました。
わたし自身もパリ圏外が多くなってきたし、このところご無沙汰だなー。ナディアどうしているかなーと、最近、お店を覗いたらナディアの姿がありません。友人とは、“もしかして、本当に日本にいっちゃったのかも。でもまさかね。こんなに早くってことはないわよね”と話していました。
それから数日して、SNSのメッセージ音がポロン♪
『Coucou nadia Shinbashi ni Italia Izakaya open shimashta Totemo Happy desu kore kara zutio nihon itai desu zehi aimashuo. Gurnavi page mite Nadia Italia Izakaya Shinbashi
Ciao
nadia』
(￣○￣;)
パリのカルチェラタンから、日本のポンヌフ（新橋）へＵターン！本当にあっという間に夢をかなえていってしまったの！！
『人生は一度きり。やりたいことやらなくちゃ！好きなことをする。好きなところにいく。じゃなきゃ、気がついたら過ぎてしまっているのよ』
ナディアさんのいないパリはいつもよりも寒いです～。
でもホントなんて気風のいい展開♪ Bravo! la dolce vita
今度お店に行きますね！！ボリューミィでハートフルなお料理が人気のようです。
〒105-0004 東京都港区新橋
2-11-8 小倉ビル2F
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TEL 03-6206-1880