“God has created two beautiful things –women and roses ”── A.Belmonte, 1896.

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世界美女ウォッチャーのDr.MANAとしては、せっかくブルガリアまで足を運んだわけですから、バルカン・ビューティを観察してからじゃないと帰れません。

ちなみに現地の女性は全体的に、英語をよくしゃべり、真面目な印象を受けました。ちょっとはにかんだ感じも好感度高かったです。

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刈り上げヘアスタイル。こりはバリカン・ビューティ♬

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美と健康のもと、一番は“水”でしょう。こちらはソフィア市内にある、“バーニャ・バシ・ジャーミア”というモスク。冒頭のバーニャの意味は浴場のこと。昔は入浴できたとか。今は飲水のみ試せます。いかにも効きそうな、生ぬるくて硫黄臭ムンムンの鉱泉でした。

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ブルガリアには、国内になんと1600もの源泉、550の温泉地があるそうです。こちらは伝統ある、小さな浴場を意味する“BANKYA”という温泉地。

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BANKYAの源泉のひとつ。近接の水汲み場では“10リットル級の超特大ボトル”に水を入れる人で溢れてました。

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硫黄泉を覚悟していましたが、非常に口当たりのよい美味しいお水でした。それもそのはず、水温低めミネラル分少なめ、オリゴエレメント豊富な軟水とのこと。心臓病と神経症に効き、現地ではミネラルウォーターの銘柄としても人気だそうで、山腹にはボトリング用巨大工場があります。

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併設されているサナトリウムは現在クローズされており、“温泉”に浸かるのには、山の上の “BANKYA PALACE” まで足をのばさないといけません。こちらは水療法用のジェット水流の出るクレオパトラ風呂。診察室、リハビリ室、エステサロンなども併設されていました。

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そしてブルガリアといえば薔薇。世界の香水用薔薇生産の7割がブルガリアとのこと。巷にあふれる見目秀麗だけれど香りがいまいちの“ダマス”ローズではなく、中身で勝負のダマスク・ローズ!

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12~13世紀にかけて、インドから伝わり、17世紀にヨーロッパ市場にデビューして以来の歴史があるようですが、今だ世界最高級品質を誇っています。ローズオイル1グラムには2000の花、1キロ作るのには、4.5トンもの薔薇の花が必要だとか。

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オーセンティックを体感するのは大切なこと。こちらのコスメには効果効能を頭で読解させるような小手先のまやかしはいりません。豊潤な香りに包まれたスキンケアタイムは、なんと幸せな気分になることでしょうか。

150キロに渡るというバラの谷は、温暖な冬と開花時期の高湿度、それに良質の水源、長めの日照時間で理想的な環境のようです。5月6月の朝摘みがよいらしく、午前5時から10時頃でおしまい。機会があればぜひ薔薇祭りの開催時期に訪ねてみたいものですわ。

あら? バルカン・ビューティのお話をするつもりが、いつのまに……(^^ ;) 薔薇だけに、話題がバラバラになっちゃいましたね。……お後がよろしいようで( ̄◇ ̄ )