先日、自由が丘クリニックにて、日本に数台しかないという、ロシア製にして宇宙飛行士御用達の“高次元人間ドック”を受けてきました。
おおよそ一般的な日常とはかけ離れた過酷な環境を時を過ごす宇宙飛行士達には、負担も時間も最小限で、測定レベルは最高峰の人間ドックでの健康管理が必要となります。こちらの機械がまさにそれ。FDA（米国食品医薬品局）で認可されているそうです。
まず、身体につけているすべての金属系アクセサリーを外します。次にフラワームーブメントの頃のヒッピーのような感じで額に電極パッチを巻き、左手の人差し指に測定器、両手両足を金属プレートに置けば準備完了。
その後は、電極を通して22パターンの微弱電流を身体に流すことで、なんとわずか５分で全身の健康状態をスキャン。痛みなどはまったくありません。
そして、即座に 3D 画像、グラフ、数値で測定結果が表示されます。
脳の働き、神経伝達ホルモンにはじまり、心臓、血管年齢、免疫機能、自律神経のバランス、肝胆嚢系への負担、消化の状態、骨の異常まで判るそうです。しかも数日内の様子が如実に反映されるとか。こうなるともう怖い怖い。
あのぉ……でも、それ、なんちゃってではないですよねー？
体脂肪計などで使われる理論を、部位別で、短時間で統計解析を行って総合的に判断するもの……と予想されるのですが、メカニズムがどうもしっくり理解できません。
理系人間としては気になって仕方ないのですが、かなり不謹慎な言い方ですけど、まずはこわごわ、実際どれだけ当たるものなのか試してみたのでした。
結果にびっくり！
笑っちゃうくらい当たってました。OK は緑。要注意は赤で示されます。
「少し脳が興奮してますね。何か考えごとでもしてました？」
「痩せようと決心すれば何とかなる体質ですよね？ レシチンがこのように出てますから、それは当然です」
「消化管はきれいですが、肝臓がまだ頑張っちゃってますね。分解酵素少なめでアルコールに弱くはないですか？」
「ストレスには割と強く、不眠で悩まされることはなさそうな体質ですね。セロトニンなんかもよく出てますから」
「血管年齢……いかんですねぇ。食事、生活習慣、気をつけていきましょう」
なにより、私はオツム以外にもある臓器が生まれつき決定的に弱いのですが、そこは見事に「要注意！」の赤データ優勢……。
最後に食生活の注意点や改善点などのアドヴァイスがありますが、このあたりのデータは体調によって変わるそうで、全般の傾向を見るのでしたら数回の測定が必要かも。
事務長にしてビューティアドバイザーの、北村洋子さまとのツーショット。たった５分、微弱電流でどうしてここまで……？ ゲノム解析並みに興味津々！
というわけで、御興味ある方、ぜひお試しになってはいかがでしょうか？ ３回セット（初回健康診断、全身スキャニング３回）で７万円。
◎自由が丘クリニック
東京都目黒区八雲3-12-10 パークヴィラ2F
03-5701-2500（電話受付10：00～19：00）
http://www.jiyugaokaclinic.com/