この数週間、冬物がまったく手放せないという“花冷え”まっただ中のパリです。こうなっては、夜10時まで無駄に外が明るいのが恨めしいというか何というか……。
さて、美容なぞなぞファンの皆様、すっかりご無沙汰してしまいました。
この秋、『日本コスメティック協会』主催の “コスメ検定” がいよいよスタートするにあたっての準備に忙殺されておりまして、しばらくこちらでの美容なぞなぞはお休みとさせていただきたいと思います。
その代わりと云ってはなんですが、Twitter（https://twitter.com/mana_iwamoto）にて、『間違えやすい一口美容知識』を発信しておりますので、ご参考いただければ幸いです。そちらは検定４級（時に３級）想定レベルとなっております。
また、解明したい “美容都市伝説” 的な疑問は常時募集しておりますので、お気軽にお知らせくださいませ。(⌒.－)＝★
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第９回（→ ☆）の解答はこちらです。
17, 正解は「 b 」です。
紫外線吸収剤は、紫外線を一旦吸収し“化学的”な反応を利用して皮膚への影響を防ぎます。紫外線散乱剤は、超微粒子化された粉体で、紫外線を反射・散乱させて“物理的”に遮断するため、肌負担が吸収剤に比べて軽いとわれています。吸収剤が無配合の日焼け止めを、ノンケミカルやケミカルフリーといいます。
18, 正解は「 c 」。
自然の植物成分は化学合成成分に比べ“肌に安全でやさしい”、という美容神話はなかなか根強いですね。自然派かケミカル派か、というのは趣味嗜好の違いなわけです。自然界は、かぶれやアレルギーの元であふれております。実際のところ、植物エキスが多数・多量に入っている（＝アレルゲンもその分多い）コスメなどはかぶれやすいわけですので、過去にかぶれたことのある方、敏感肌の方などは御注意ください。ちなみに私は自然派なのですが。