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シギショアラ(ドイツ名:シェースブルグ)は、トランシルヴァニアの中心に位置する街。ユネスコの世界遺産にも登録されている、美しく保存された中世の要塞都市です。

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街のいたるところに“ドラキュラ”、つまりドラクリア=龍の子の呼び名のルーツになった“竜”の紋章が見られます。見張り塔や防壁で囲まれた小高い丘の上にある歴史地区はとってもコンパクトで、1日あれば充分に堪能できてしまうほど。

この旧市街のほぼ中央に、現在はレストランになっているヴラド公の生家があります。お店の名前は『カーサ・ヴラド・ドラクル(ヴラド・ドラクル邸)』と、そのまんまです。

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レストランの内部には、中世の頃のオリジナルな壁画がそのまま保存されております。ヴラド公は1431年に生まれてから4年あまり、このお屋敷の中で過ごしました。ヴラド公の父、ヴラド・ドラクルことヴラド2世がここに幽閉されていたからです。

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ヴラド公の時代に使われていた食器なども展示されていました。一緒に並べられたこの絵を見て、“地元の人々に愛されているヴラド公”が感じられました。

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メニューに“血のスープ”とか“生肉血のソース”とか、おどろおどろしいものがあるんじゃないかと勝手に期待しておりましたが、残念ながら見当たらず。同行したガイド兼ルーマニア語通訳兼ドライバーのヴァリさんにオマカセして選んでもらったのは、どこかファンキーな、地元の代表的豚肉料理であるトキトゥーラでした。かなりおいしかったです。

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こちらは別のレストラン。なぜか鹿の角が生えています。

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こちら、スクリームなお土産物屋さん。オモシロこわい仮面は、いったい……???

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山上教会に続く屋根付き木造階段。冬場に礼拝に行く人達のために造られたものなのだとか。1642年にできたときには300段あったそうですが、現在は175段。ポエナリ城に比べれば楽ら~く。

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この歪み具合が中世の雰囲気ですね。ちなみにここは、中世の頃に捕えた捕虜を押し込んでいた牢屋……ではありません。ただの通路です。たぶん。

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そして……おまけ。ヴァンパイヤ・コーヒー。便乗商品とわかっていても、つい手が出てしまいますわ。それにしても、いったいなぜコーヒーなのかしら……???