小学校高学年のときに交通事故に遭い、3ヶ月ほど入院したことがありました。安静が強いられる入院生活では自習するにも限界があり、私は多くの時間をもてあましていたのでした。
そんなときに出逢ったのが萩尾望都さんの『ポーの一族』。はからずもリアルタイム読者となり、独特の世界観にはどっぷり浸かりました。
14歳で美しい少年のまま時が止まるヴァンパイヤ。当時はまだまだ遠かったヨーロッパ大陸を舞台に、200年以上の時代が交錯する壮大な構成。絶望的なやるせなさ、圧倒的な孤独感、そして耽美。空想や妄想の世界で、思いのままにならぬ精神と身体をどれほど自由に遊ばせていたことでしょう!
70年代に花咲く一連の少女マンガ世代でしたが、最初の間口が萩尾望都さんの作品であったため、学園ものや通常の恋愛ものにはほとんど興味を持てないでいましたね。その後、SF嗜好も影響を受け、レイ・ブラッドベリやアイザック・アシモフなどを読みあさったものでした。

さて、憧れの創造主、萩尾望都さんが日本招待国である今年の『サロン・ドゥ・リーブル(ブックフェア)』にいらっしゃるというので、行ってまいりました。
フランス人が日本マンガを好むのは、視覚を何より大切にする“フォトジェニック”な国民だからではないか、とのことでした。

サイン会にて。長年の夢が叶いました。
萩尾先生! 私が現在、美と美容(アンチ・エイジング、エイジレス)の仕事をしているのも、あの頃に『ポーの一族』に出逢ったからなのです。

昨年の日本の震災のことを描いたマンガ『なのはな』のフランス語版をいただきました。
震災は、表現するにしろしないにしろ、あの時を境に自分の意識の源流となる“何か”が変わった、と──。
そんなときに出逢ったのが萩尾望都さんの『ポーの一族』。はからずもリアルタイム読者となり、独特の世界観にはどっぷり浸かりました。
14歳で美しい少年のまま時が止まるヴァンパイヤ。当時はまだまだ遠かったヨーロッパ大陸を舞台に、200年以上の時代が交錯する壮大な構成。絶望的なやるせなさ、圧倒的な孤独感、そして耽美。空想や妄想の世界で、思いのままにならぬ精神と身体をどれほど自由に遊ばせていたことでしょう!
70年代に花咲く一連の少女マンガ世代でしたが、最初の間口が萩尾望都さんの作品であったため、学園ものや通常の恋愛ものにはほとんど興味を持てないでいましたね。その後、SF嗜好も影響を受け、レイ・ブラッドベリやアイザック・アシモフなどを読みあさったものでした。

さて、憧れの創造主、萩尾望都さんが日本招待国である今年の『サロン・ドゥ・リーブル(ブックフェア)』にいらっしゃるというので、行ってまいりました。
フランス人が日本マンガを好むのは、視覚を何より大切にする“フォトジェニック”な国民だからではないか、とのことでした。

サイン会にて。長年の夢が叶いました。
萩尾先生! 私が現在、美と美容(アンチ・エイジング、エイジレス)の仕事をしているのも、あの頃に『ポーの一族』に出逢ったからなのです。

昨年の日本の震災のことを描いたマンガ『なのはな』のフランス語版をいただきました。
震災は、表現するにしろしないにしろ、あの時を境に自分の意識の源流となる“何か”が変わった、と──。