毎日双子はギャン泣きえーん

だいぶ個性が出てきました〜


どうも、よーしゃべる皮膚科専門医

院長Mammyです飛び出すハート


仕事復帰からはや2週間が経ち

やっと生活リズムが戻ってきました


NICU(新生児集中治療室)を出て

GCU(新生児回復室)に移った双子たち


いの一番にギャン泣きして

ミルクが欲しいと

フライングで泣き始めます…泣き笑い

いやはや誰に似たのやら(汗)





 そろそろプール開き…ということは





毎年この時期になると増えるのが


水いぼどうしましょ〜泣


というご相談なのですが

例に漏れず今年も6月に入って

このご相談が爆増しています


プール開きに向けて

保育園や幼稚園の先生から


皮膚科で相談してきて!

(なんなら取ってもらってきて!)


と言われた親御さんが

お子さんを連れて来院されるのですが

なんならすでにお子さんは涙目ぐすん

患部を診察しようもんなら

まぁまぁ皆さんギャン泣きでございます






 そもそも水いぼって何はてなマーク




「水いぼ」は正式には

伝染性軟属腫(なんぞくしゅ)という

ポックスウイルスによる皮膚感染症です



7歳以下のお子さんによく出来ます


湿疹やアトピーなどによって

皮膚のバリア機能が低下した部位に出来ては

次々と周りに増えていきます


「水」いぼという名前から

水を介してうつるのではないか⁉️と

心配される方がおられますが

プールやお風呂の水ではうつりません


タオルやビート板の共用で他にうつったり

掻きこわしによる掻き広げがあるので

その点は注意が必要です





 水いぼは取るか取らないか





この論争は小児科医・皮膚科医の間で

もう何十年も繰り返されてきましたが

最近では


ほっといても治るものは

無理に取らない


という結論に落ち着きつつあります



早ければ6ヶ月ほど

どんなに長くても2〜3年以内には

自然に治っていきます


瘢痕(傷跡)も

処置で取って直した場合も

取らずに自然に治るのを待った場合でも

結果はほぼ変わりませんガーン


ふくなが皮膚科では

ごく初期の数箇所程度の水いぼなら

親御さんの希望を確認して

その場でぷちっと取ってしまうことも

ありますが


10ヶ所を超えるような場合は

最近ではめっきり取らなくなりました


麻酔テープを貼ったとしても

それなりの痛みと強い恐怖を伴うこの処置は


お子さんにも親御さんにも

医療者にとっても…誰にも

やっぱりメリットがないからです泣




 プールは制限されません注意




時々、水いぼがあると

プールに入れないと言われたという

親御さんがご来院されますが


日本臨床皮膚科医会と日本小児皮膚科学会の

連名で、公式に、平成25年に

水いぼでプールを制限しない

という

統一見解が出されています




もしも万が一園やスクールの判断で

プール利用をやんわり断られることがあれば

それは間違った判断ですので

その旨をお伝えいただくのが良いかと…


場合によっては当院から

診断書などを記載することも出来ますが

あくまでも当事者ではない立場なので

中々独自のルールを変えてもらうのは

難しいかもしれません悲しい


出来る限りの対応はいたしますびっくりマーク

少しでもお力になれれば幸いです上差し




 みんなが笑顔でハッピーにおねがい




そもそも水いぼは感染しても

痛くも痒くもありません


大人になっても水いぼが残ってる人なんて

見たこともありません

傷跡はよーく探せば見つけられます


水いぼという紛らわしい通称ですが

水を介してうつることは有りません


ちゃんと正しい知識が広まって

子どもたちも親御さんも

保育園や幼稚園、小学校の先生も


みんなが笑顔でハッピーに

過ごせますように照れ


及ばずながら頑張ります


ではではバイバイ



カメラロールが双子だらけで泣き笑い

最近食べた美味しいものが

見当たらず…苦笑笑い泣き


こちらはスタッフのみんなと

非常勤のN先生から頂いた

出産祝いプレゼント


大好きなオレンジボックスの中身は←

可愛すぎるベビー靴下のセットと

新作ツイリーふんわりリボン


お花も淡い色合いで

さすが皆さん、ワタクシの好み

よ〜くわかってらっしゃる笑


みんなに支えてもらって幸せです。

ありがとーピンクハートピンクハートピンクハート