マジ起でハウスクリーニング開業していく方が研修中に大体の人がいうセリフに「今までに使ったことが無い筋肉を使っているから筋肉痛になりました。」というのがある。
今までに使ったことがない筋肉ってどこなんだろうと思いながらいつも聞いているが、今までに無い動きというのは自分にとっての新しい発見であり、向上であり、脳が活性化し、その動作を覚えることによって、他に付随するものができたりする。
それによって相手に対して何かをしてあげたりすることのキャパが増えて、その分の喜びを味わうこともできる。
勉強と体を動かすことについては
脳は体の一部に過ぎず、体を動かすことによって初めて脳が進化すると養老孟司先生が言っていた。
一番分かり易いのは学校の掃除だと。掃除によって覚えた動作が他の作業のときに役立つ。つまり頭が良くなっているのである。
山にある事務所の向かいのおばあちゃんと、先日湧き水の件で一緒に山の沢を歩いていったとき、おばあちゃんの足取りがとても軽やかで無駄がなく身軽にスタスタ進んでいくことに驚きを隠せなかった。
おばあちゃんはその湧き水を使って沢山の野菜を作っている。
自然相手というのは上手く行かないことが多く、考えさせられる。あれがまずかったのかなぁ。今度はこうしてみようとか、仕方がないという諦めも容易についてしまう。どうしようもないから。
創意工夫をして止まっていた湧き水が復活し、その水を使って野菜に水をあげたり、メダカや金魚にあげたりできることにこの上ない喜びを感じることができる。
体を動かす→失敗する→工夫する→うまく行ったである。体を動かさなければ、失敗しないし、工夫することもないから、脳みそばかり使っていると、寝たきりになる可能性がある。
畑をやるのが良い。
自然相手で上手く行かないことが多い。
上手く行ったときの喜び。
山で暮らしている人はとても健康で、ボケていない。
自動化の先には脳の低下があるのか。
何も考えなくても動かなくても良くなるとボケるのではないか。
YouTubeばかり見ているよりも、外に出て遊んだほうが頭が良くなると容易に想像できた。
やってみることが大事で、
やった結果よりも、その動作が必ず役立つということも容易に想像できる。
自然の声に耳を傾ける。
自然はしゃべらないから。
自然に答えがある。
元々人間も自然にいたのだから。
でも決別できたのは人間だけで、
それは脳の進化と言えるかもしれないが、
頭が良くなったことで失ったこもあるだろう。
止めれないから。