N0.18 表皮と真皮のあいだには!? | Dr.MADEFOR(ドクターメイファー)のブログ

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   【MADEFOR COSMETICSプレゼンツ → 世界のニキビ研究ブログ】
 ニキビや皮膚科学の研究、メカニズムなどをご紹介させて頂き、皮膚科学の研究をより身近に感じて頂くことを目的に掲載しております。
 

『ご挨拶』

 MADEFOR COSMETICS(メイファーコスメティックス)(http://www.madefor.co.jp/ )プレゼンツ、「世界の皮膚科学研究早わかりブログ」掲載させて頂きます、Dr.MADEFOR(ドクターメイファー)ですニコニコ

 

 季節の変わり目、体調には十分注意が必要ですねニコニコそういうわたしも、先週あたりからずっとカゼカゼカゼをひいてしまい、年度末の異常な忙しさもあって、更新が遅れておりましたガーンガーン


 さて、ちょっと期間があいてしまったので、おさらいもかねてビックリマークニコニコ

前回までで、「皮膚の表面」→「表皮」のお話をさせて頂きましたニコニコニコニコ

皮膚に詳しい方なら、「次ぎは真皮かなはてなマークはてなマーク」と予想されるはずビックリマーク

でも、その前に表皮と真皮の間には、「基底膜」という、とっても特殊な構造が存在しているんですニコニコニコニコ

 本日は、そんな基底膜に関するお話ですニコニコニコニコ


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『本日のトピックス』

~表皮と真皮の間には!? → 特殊な構造、基底膜~ 

 

 表皮と真皮が接している部分は、「基底膜」と呼ばれていますニコニコニコニコ基底膜は、基底細胞の膜(表皮の一番下の層にいる細胞ですニコニコ)と、「基底板」、その間にある「透明帯」という構造から形成されていますニコニコニコニコ

 基底細胞の表面からは、17型コラーゲンなど(←コラーゲンには様々な種類がありますニコニコ後ほどにひひ)がでており、透明体を貫通して、基底板に結合していますニコニコ

 基底板は、厚さ60~100 nmくらいで、基底細胞の生産したⅣ型コラーゲンラミニンなどの接着分子により構成されていますニコニコニコニコまた、接着分子として、Ⅶ型コラーゲンなどが存在し、真皮側のⅠ/Ⅳ型コラーゲンの束に結合していますニコニコ


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このようにして、表皮と真皮は、しっかりと結び付けられているのですねニコニコニコニコ


『本日の豆知識』


 基底膜が表皮と真皮を結びつけていることは、実験により証明することができますえっえっ例えば、特殊な薬剤で皮膚を処理すると、表皮と真皮の間の結合がとかれ、表皮と真皮を簡単に分離することができますビックリマークこれは、つまり、表皮と真皮はもともと独立した構造組織であり、その間は、様々な接着により維持されていることを示していますニコニコニコニコ

 皮膚っておくが深いですね・・・にひひにひひ






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