ラムセス2世が
王妃の谷のネフェルタリ墳墓に捧げた
熱烈な愛の言葉
「世の愛するものはただ一人のみ
何者も余が妃に匹敵するものはなし
生きてある時、彼女は至高の美を持つ女人であった
去りてしかして世の魂を遥か遠くに奪い去りしか故」
そんな深い愛と、深い悲しみで作られた
ヌビアの姫、ラムセス2世の第一王妃ネフェルタリの墓は
黄泉の国というより
そこは極楽浄土の様でした
しかし、、
美しき王妃に先立たれたラムセス2世は
彼女の墳墓に見事な障壁画を描かせただけにとどまらず
アブ・シンベルにネフェルタリの為の神殿を作ります
そう、
それがあの有名なアブ・シンベル神殿です
後方はラムセス2世の大神殿
私が日傘をさして(気温40度超え)立っている右が
女神ハトホルとネフェルタリのための
小神殿です
通常王妃は
ファラオの足元に置かれる小さな像なのですが
この小神殿は
ラムセス2世と同じ大きさのネフェルタリの2体の像が
4体のラムセス2世の像の間に挟まる形で作られているのが
どれほどファラオラムセス2世に愛されていたかが
証明されています❤︎
王妃の足元には彼女の子供の像が、、、
そして小神殿の入り口にも
ラムセス2世のネフェルタリに捧ぐ
愛の言葉が、、、
「ラムセス2世が偉大なるネフェルタリ王妃の為に
この岩窟神殿を作り、永遠の彼女の為に朝日が昇る」
こんなに愛されるなんて、、、、
たった40年ちょっとのネフェルタリの人生でしたが
本当に素敵な人生だったに違いありません
ファラオにこんなに愛されたネフェルタリは、
とびきりの美人だっただけではなく
きっと
とびきり素晴らしい人格だったに違いありません
美しい小神殿の障壁画
パピルスの花を献上され
右手に命の鍵アンクを持つネフェルタリ
ハトホルとイシスの女神達よる
ネフェルタリの戴冠式
ここでもネフェルタリは右手に命の鍵アンクを
持っています
小神殿の入り口の扉きにも
アンクが、、、、
1ドル払うとこのアンクを持って
写真が撮れます♪
ふ、ふ、
これで私は間違いなく100までも、、だわ
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