こんにゃくの消化4・・・そして分かった |  醗酵食で自然体に生きる                   埼玉の醗酵仙人 菌坊      

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自然に任せ、与えられた生命を大切に細く長く、「名もなく、貧しく、つつましく、そして美しく」120歳健康体を願い発酵食をベースにワンコいちごとの長寿食生活について語る。
主なテーマ
酵素、、醗酵食品全般、乳酸菌、栄養、美容、長寿、クラフトコスメ、犬ごはん

しつこくこんにゃくの消化実験です。

板こんにゃくを250g下記写真の様に短冊に切って油で炒め、醤油、七味唐辛子で焼き上げました。

いつも通りの駄文長文です。ご迷惑の方は、文末の青字の所だけ確認してください。

これを大胆にも2,3回噛んだだけで呑み込みました。

今回の昼食はちぢみ3枚とこのこんにゃくだけでした。

食べ終わり満腹感は感じないのですが、胃が重たい感じ・・・・。

その後、重苦しい感じとなり、聴診器を胃に当ててみると、キューとかクーととか騒がしい。

胃の通過まで何時間かかるかと確認したかったのですが、動きたくなく寝入ってしまいました。4時間後、目覚め胃の方は、静かになり胃は通過したようです。しかし、負荷がかかったせいか、若干胃に痛みまでとはいかない、違和感はありましたね。そしてこんにゃくの行方は?空腸辺りです。しかし、空腸辺りが少し痛い・・・チト気分も優れない。・・・腸閉塞という心配も加わってしまい。早速後悔・・・ぐるじ~・・・動きたくもない・・・・腸をマッサージしたり、洋画を観て、PC触ったりと。こんにゃくはある程度胃酸で加水分解されるであろうと踏んでいたのですが、違ったようです。

そして痛みは回腸の方に移動はしたものの、やはり痛い。しかし、腸閉塞のように差し込むような痛みではなく、だるい鈍痛です。

気分がすぐれないので、また出勤前まで就寝。起きた時に回腸も無事通過していますようにと。寝起き回腸も通過したようで、鈍痛はなくなっ

ていました。胃と同様違和感は残っています。ということは胃、小腸では殆ど消化分解できていないということですね。そして会社に行く前に便意があり、立派な排便をし、会社に着いてからも、排便…排便・・・排便。朝5時までの9時間で8回の便をしてしまいました。最初3回は普通の便、残りの5回は丁度ファスティングの時にでるような細い便がそれも結構出て、どうもやはり腸管神経が、コンニャクを異物視して、排便を促したようで総て出し切った感じです。当然、食欲もなく、絶食絶飲でした。鈍痛も治まりました。

当然気分が優れず帰宅後、鈍痛は治まったものの、身体を動かす度に、筋肉痛のような痛みが、胃腸全体アチコチに出て、起き上がるにもイデデ~・・・と、ということでいちのごごはんを作って、直ぐ就寝。一度目覚めたものの、出勤前まで再就寝しました。

イテテ・・・と起き上がりいちごに飯を作って、出社です。途中スーパーに寄り、ワンタンスープとカルビーのスナック2袋を買い出勤です。会社ではワンタンスープを摂り、スナックを食べだしたのですが、2袋開けましたが、塩分多く感じ不味くて(ワンタンスープも)殆ど残し、いちごのオヤツとして残しました。昔凄く美味しい・・・やめられない、止まらない・・・だったのですが、食欲不振もあったからでしょうか。まあ脱水症状を心配してお湯は多く摂りました。

そして、帰宅してから排尿・・・ん?色がチョツト濃いな?・・・とは思いつつパンとホッミルクを飲んでまた就寝・・・起床後・・・排尿は明らかな血尿です。血尿の心配もあるが、だいぶ気分が改善、筋肉痛も殆どなくなり、かなりスツキリしました。これなら会社での夜食もいけるなと弁当を作り。いつも通り会社では過ごせました。血尿の方は後1回の寝起きで確認されただけで、治まりました。

この血尿は良く激しい筋肉運動の負荷がかかると、一時血尿のようなミオグロビン尿であったと思われます。・・・ということは消化器官の消化分解にはかなりのエネルギーを利用しているんだという認識を改めて感じました。筋肉痛のような痛みも今から思えば、納得できます。

そして、待ちに待った久々の便意・・・スルッと量は少なかったですが、立派なものが出ました。このスルッと感も水溶性食物繊維に寄るものであると、安堵し体調も全回復しました。この便と次の便も採便し、確認しましたが、こんにゃくの残骸は一切確認できませんでした。

採便、採便って検便魔やね。

 

身体を張って分かったこと

こんにゃくは・・・・・

・胃では余り消化ができない

・消化分解酵素に於いても余り消化分解できない。

・腸内細菌が消化分解しており、固形化したコンニャクを泥状の水溶性食物繊維に分解し戻されている。

 

今回良く咀嚼すれば、腸閉塞?という心配はなかったのですが、咀嚼してしまうと何処が消化分解の要かが分からなかったところです。

こんにゃくは凝固剤で不溶性食物繊維に変わってしまう何て真っ赤なウソということが更に確定的となりました。

皆さんも菌坊までの腸内環境でなくても腸で大半のものが消化分解されていると思います。美容と健康に良いこんにゃくを是非食卓に。但し、美容に至っては、生芋こんにゃくを・・・・・。良く噛んでね。

 

身体を張ってやなんてバカな菌坊・・・・。

腸閉塞なんてよっぽどの食べ過ぎ、咀嚼不足しない限り発生はしないでしょう。普通に食べて入れば心配はありません。

 

さて実際にこんにゃくを分解しているバクテリアは?ビフィズス菌?、日和見菌?、悪玉菌?この答えは分からず、菌坊の力及ばないところです。

分かりますか?分解しているということは、それだけ乳酸菌などが腸内で発酵し活性化しているということなんです。腸内乳酸発酵が促進されます。即ち、こんにゃく単独でも腸内環境に良いが、コンニャク+植物性乳酸菌(乳酸発酵オートミール)がベストコンビネーションということになりますね。