昨日の記事の続きとなります。
さてクエン酸の主な効能として以下が上げられます。
・抗炎症作用
・抗酸化
・抗菌作用
・血液サラサラ血流改善
・収斂作用
・尿酸排出
なんだそんだけ?まあ代表的なものですが、でもこれだけの効能があれば様々な効果が予想できるでしょう。
様々な疾病や未病は細胞の炎症から始まります。血管、神経、筋肉全て細胞からできています。抗炎症は炎症部の修復し抗酸化作用とともに働き、炎症発生も抑えてくれます。
例えば血管の炎症が元で血管が詰まり、動脈硬化に至ってしまいます。抗炎症は即ち循環器系の疾病予防になり生活習慣病の予防になります。また血管の若返りとなって美容は当然のこと代謝も上がり、様々な疾病予防、未病も予防し疲れ知らずの若々しい体調を保ってくれます。
例えば糖尿の合併症の多くは血管の老化即ち血管壁の炎症から始まります。そういう意味でクエン酸の効果が期待できます。ただし、積極的に合併症予防に取り組むには、クエン酸の他、更に血管をしなやか、若返りさせる、ビタミンCとルチンが必要です。ルチン聞きなれないビタミンですが、蕎麦に多く含まれています。でも1つの食材と言えばホールトマトがお勧めです。C、ルチン、クエン酸が揃って含まれています。若干Cは少な目ですが、他の食材で補給できるでしょう。更にクエン酸も追加が理想ですが。血管の若返りですから、糖尿に限らずすべてに効果を発揮することになります。そういうことから菌坊は味噌スープにもホールトマトを添加しています。是非色々な料理にホールトマトをご利用ください。
収斂効果とは例えは肌などにハリを与えます。そして毛穴なども小さくして、発汗の抑制をもします。腋など多汗症や腋臭にも効果があり、+抗菌性が働くことにより腋臭臭も抑えてくれる方向に働くでしょう。菌坊は腋臭でないので、そのあたりの確認はできません。
更にクエン酸は尿酸を尿中に多く溶け込ませ、体内の尿酸蓄積を抑制します。即ち痛風にもクエン酸摂取が良いということになります。
今までクエン酸は疲労物質である乳酸を分解し、疲労回復に働くと言われていましたが、どうも違うようです。乳酸は疲労物質ではないようで、クエン酸は確かに乳酸を分解、エネルギーに変換代謝してくれますが、疲労自体は、細胞の酸化によるものらしいです。だから、ただ筋肉の酸化ではなく、悩み、ストレスなどの心労は交換神経を活発にし、活性酸素を多く生み出し、神経細胞も酸化、疲労してしまう訳です。そこでクエン酸の抗酸化作用で全細胞、神経細胞をも修復してくれて、自律神経も正常化し、心身ともに真の健康が得られることもできる訳です。
このように身体全体が正常活性化し、血液と同様リンパ液も滞りなくながれ、自然治癒力が高まり、免疫力UPも望めるところでしょう。
以上具体的な対応症例はほとんど示していませんが、抗癌をはじめてとする様々の疾病予防に繋がることは理解できますよね。