昨年度、文化庁戦略的芸術文化創造推進事業
「公演サポートシステムモデル構築事業 -ダンサー・バレエ団公演サポート」をNPO法人芸術家のくすり箱が中心となり行いました。

このような事業は日本で初めての試みです。

昨年度サポートさせていただいたのは、
東京バレエ団、東京シティバレエ団、スターダンサーズ
の3大メジャーカンパニーでした。


華やかな印象のバレエの舞台ですが、その裏には当然のことながら血の滲むような練習の積み重ねがあり、また他のスポーツと同様にケガや痛みのケア、予防やコンディショニングは非常に重要です。

今回のサポートを通じて、いかにダンサーのコンディショニングが必要とされていて、また、サポート体制、リサーチやエビデンス含め、それをしっかりと系統立てて行う土壌が日本に構築されていないか、を痛感しています。

私の行ったことは、ストレッチのレクチャーやメディカルチェック、公演でのサポートなどであり、それぞれ十分とは言えないかもしれませんが、今後の日本の舞台芸術の発展につながれば嬉しいと思っています。今年度も同様にさらにサポートの充実を図る予定です。

NPO法人 芸術家のくすり箱では、ダンサーのケアに興味のあるトレーナーのためのレクチャーなども行っています。ご興味のある方は是非ホームページをごらんください。

<写真提供 NPO法人 芸術家のくすり箱







<東京バレエ団にて 股関節のつまりを治すストレッチの指導>


<Dr.KAKUKOスポーツクリニックにて スターダンサーズのみなさんへのストレッチ指導>



<東京シティバレエ団にて、メディカルチェック>