ヒアルロン酸はヒアルロニダーゼという酵素で溶かせます。
溶かすことは良くありますが、理由として多いのが以下の三点です。
①形が気にいらない
②柔らかいヒアルロン酸を入れたので入れて欲しかった場所から流れた
③本来顎や鼻、額に打つ硬いヒアルをほうれい線や口角に打たれてしこりになった
④他院で溶かしたけどまだ残っている
⑤3年以上前に入れたがしこりとして残っている。時期的に溶けてるはずなのに。。。
溶かすのは意外にも簡単でヒアルロニダーゼをその部位に注射するだけです。数秒でぶよぶよになり溶けたのがわかります。
溶けると水と糖分になりますのでそれらは翌日までには吸収されてなくなります。逆に数日たってしこりが残っていれば完全に溶けていないことになります。
昔に入れたものやヒアルロン酸の周りに膜が張っている場合1回で溶けきれない場合もあり、その場合数日以上あけてもう一度打ち直します。私の場合溶けるまで無料で追加注入します。
溶解注射を打った後はよくマッサージした方が良いです。ヒアルロン酸と溶解注射が接触して初めて溶けるのでしこりの部分をほぐすようによくマッサージしてください。
品川スキンクリニック渋谷院では理由を問わず他院や当院、系列店で入れられたヒアルロン酸を溶かせます。
ヒアルロン酸の周りに被膜が形成されてカプセル化かれていることが殆どですので被膜を突き破るようにヒアルロニダーゼを打ちます。
この記事は2022年時点に書いたものですが、これを見て来院する方が大量にいますので加筆(2024年5月)しますと、
ここ美容クリニックが乱立し、数年経験の浅い美容外科医が非常に増えました。
1本6~8万円と値段が高い、本来顎や額やこめかみに入れる目的で骨膜上あるいは骨膜下に打つ硬いヒアルロン酸をほうれい線や口周りに入れられて硬いしこりになったり、笑った時にそのしこりが突出したという方の来院が目立つようになりました。もちろん例外的に硬いものを皮下の浅い層に打つ場合もありますが違和感のないように注入するのは上級者のテクニックだと思います。
また他院でヒアルと溶かしても、上手く溶けないのはヒアルロニダーゼの濃度か打つ量の問題だと思います。過去に入れたものがヒアルロン酸だと確定していれば日々診療する中で溶けなかったことは一度もありません。
まれにアクアミド、レディエッセといった溶けないものを過去に入れて忘れている方がいますがこれはもともと溶けない物質ですのでヒアルロニダーゼでは溶けません。世の中的にこれら非吸収性フィラーを使うことが少なくなったのでこのトラブルを見ることは少なくなりました。
さて、なぜ④のように残っている方がわざわざ調べて当院に来るかというと打つ量と濃度に秘密があります。当院の場合ほとんど溶かし残しのトラブルは起こりません。打ってしこりの部位を少しマッサージしただけでしこりが即なくなるので満足度は高いです。局所麻酔を使うのでヒアルロニダーゼの注入痛もほとんどなく1~2分で終わります。
当院(品川グループ)で入れたヒアルロン酸を自己都合で溶かす場合9,540円(税抜)、ここからさらに通常会員20%、ゴールド会員30%、ダイヤモンド会員50%の会員割が効きます。
他院で入れられたヒアルロン酸を溶かす場合28,620円(税抜)になります。
ドクターによって判断が分かれると思いますが私の場合万が一、1回で溶け切れない場合無料で再度溶かしていますので安心です。私の場合溶け切れなかった場合再度課金されたり、1ccおきに課金されることはありません。
診察のみであれば無料です。
品川スキンクリニック渋谷院 長谷部院長 希望とご予約下さい。
一刻も早く何とかしたい方、お急ぎの場合下記のコールセンターから私の出勤日を確認の上、当日の予約も可能です。
0120-189-900(10~22時)