今から10年以上前にアドバイスさせていただいた研究班についてのブログ記事が出てきました。

 

我ながら、良いこと、書いてますね照れ

 

質的研究に限らない話なので、今なら

「研究デザインで、一番大切なこととは?」

というタイトルにしますが、答えは、何だと思いますか?

 

答えは、上記ブログにも、タイトルにも書いていますが、「一貫性」です。

 

大目標(研究目的)、中目標(目的を達成するための目標)、方法(中目標を達成するための方法)の一貫した流れが、明確化されていないと、焦点がボヤけてしまい、

「何を明確にしたいのか」

「本当に、この方法でいいのか」

といった疑問を、自分自身にも、論文読者にも抱かせてしまうことになります。

 

実はこれ、最近のご相談時にも、お話した内容で、悩みが生まれるポイントは常に同じなのだなと感じています。

 

ご相談者は、research question(研究目的となる大目標)が大きく漠然としていて、どこから手を付けていいのかがわからない、という状態でした。

 

そこで、相談室では、research question を具体的に細分化し、中目標を導いていくお手伝いをさせていただきました。

(ご相談者は、継続して相談室をご利用されている方なので、方法の明確化については先行研究レビューも踏まえ、宿題を出させていただいています。)

 

7月14日、21日に開催する「保健医療福祉の研究と出版の相談室」では、あなたの研究や論文、活動の実現性を最大限に高めるために、一緒に尽力いたしますので、ぜひお越しくださいね!ウインク

 

相談室は、1枠1人、または1枠1組織、先着順です。

 

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