私が担当講師を務めている、京都大学大学院医学研究科健康情報学分野(公衆衛生大学院)の科目「公衆衛生の緊急事態におけるリスクコミュニケーション」の後期講義が先日、無事、終了しました!
前期は主に、緊急事態や危機管理の文脈に適したリスクコミュニケーションの国内外の動向、理論や原則、備えておくべき体制や計画について学び、
後期は、新型コロナウイルス感染症の流行下で生じた、様々なリスクコミュニケーションの課題を振り返りながら、実践的なスキルを身につけていきました。
本科目の第一期生には、医療専門職が多く受講されていました。
医師である院生は、危機下で適切なリスクコミュニケーションを担える医系技官として、今後、厚生労働省等の中央/地方行政でご活躍されていく可能性があります。
また保健師や看護師等の院生は、現場のリスクコミュニケーションの質の向上に貢献されていくことでしょう。
これから、一気に社会実装が進む。
そんな、第一期生とともに創りあげていく未来、危機下で国民の信用と信頼を獲得する国となる未来を想像し、ワクワクしております!
京都大学の公衆衛生大学院の講義のテキストは、以下の2冊です。よろしければ、どうぞ!