生まれも育ちも神戸の生粋の神戸人の私にとって、今日、1月17日は特別な日。
 
阪神・淡路大震災から、もう28年も経ったのですね。
 
私にとって初めての「公衆衛生の緊急事態」の体験が、この阪神・淡路大震災でした。
 
この20年間、執筆業を生業のひとつとし、多くの記事や書籍を書いてきましたが、このときの体験を、昨年出版した著書『公衆衛生の緊急事態にまちの医療者が知っておきたいリスクコミュニケーション』(医学書院)まで、なぜか一度も公にしてきませんでした。
 
本書「おわりに」で書いた個人的な体験。
この体験が、今につながっているのかもしれません。
 
そんな私にとって特別な著書、『公衆衛生の緊急事態にまちの医療者が知っておきたいリスクコミュニケーション』の刊行記念座談会が、1月17日という特別な日に、開催されるので、今、会場に向かっています。


運命のようなものを感じています。
 
生きていられていることに感謝し、いま、できることに精一杯取り組みます。