陶器好きなら誰でも知っていると言っても過言ではない「ウェッジウッド」。
 
母がウェッジウッドが好きなので、私の実家でも、心に余裕がある朝食時や来客時に使用しておりますが、

 

(いつかの朝ごはん)
 
この陶器ブランドを生んだ、英国のまち「ストーク・オン・トレント」は、ただ陶器が有名なだけではなく、ヘルスリテラシーの視点から健康格差の是正を目指し、WHOのヘルシーシティの認定を受けた都市でもあります。
 
そんな「ストーク・オン・トレント」市役所のヘルスリテラシー担当の職員、マイク・オリバー氏に、インタビューしました!
 
「ヘルスリテラシーの視点から、健康格差の是正を目指す」と言っても、医療機関や、自治体は、具体的に何をすればいいのか?
何から手をつけ、どう進めていけばいいのか?
イマイチ、わからないですもの。
 
昨日、発売された医学専門誌『公衆衛生』11月号の連載で、
・取り組みを始めた経緯
・取り組みの第一歩として、データを活用した市民参加型計画づくり
・多職種への教育
・医療機関への取り組み
・次世代への取り組み
等についての、私とオリバー氏との対談が掲載されています。
 
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(「ストーク・オン・トレント」市役所前で、オリバー氏と。『公衆衛生』でも、写真は掲載されていますが、こちらは使われなかったバージョンです。)
 
「まじめに働いているのに貧しく、不利な状況に置かれている」
そんなワーキングプア問題への対策に役立つ内容です。
 
写真もあり、読みやすくなっておりますので、よろしければご一読ください。
   ↓

蝦名玲子.ストーク・オン・トレントの健康格差是正に向けた取り組み:WHOヘルシーシティ認定都市でのインタビュー.ヘルスコミュニケーションと健康な社会づくりを考える~Dr. エビーナの激レア欧州体験より~.公衆衛生82; 11: 864-867, 2018.

 

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ヘルスリテラシーについての体系的な解説は、著書「ヘルスコミュニケーション:人々を健康にするための戦略」に書いていますので、よろしければ合わせてご一読ください。