適切な治療が遅れる理由に、医療従事者側の健康教育やヘルスコミュニケーションの能力の低さ、患者さんの理解度の低さ、あるいはお金の問題等の環境的な要因が多いもの。
医師がきちんと説明し、患者も理解しているのに、セカンドオピニオンを求めるような行為は慎んだほうがいいですが、
病気についての質問したときに、もしあなたの医師が、その質問に答えることなく、パンフレットをポンッと渡すのみだった場合、
あるいは、
「私のことが信じられないのだったら、今は治療はやめておいたほうがいいわ」
等と逆ギレしたりする場合には、早い段階で、別の病院でセカンドオピニオンを求めたほうがいいかもしれません。
(進行の早い病気の場合は、決断のスピードが遅くなると、後悔しきれないことになりかねないので)
「健康教育やヘルスコミュニケーションのスキルを高めたい」という医療従事者の皆様、
あるいは
「人間味あふれる良い医師が、どんな心構えで医療を提供しているのかを知りたい」という医療不信気味な方には、
私の人生を変えた、尊敬している医師、パッチ・アダムス先生の
『心からのお見舞い:たった一度会うだけで落ち込んでいる人を癒してあげる方法』
(ワタクシ、翻訳させていただきました)
&
複数の大学で教科書としても使われている、私の著書、
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生き抜く力の基本と生き抜く力を高めるコミュニケーション方法がわかる著書、
を読んでいただけたら、幸いです