心から尊敬する日野原重明先生が、お亡くなりになりました。

昔、
「がんや心臓病等の病気は、年をとればなるものだ」
と信じられ、『成人病』という言葉が使われていた頃、
「いや、年だから、こうした病気になるわけではなく、生活習慣が発症に大きく関係している。だから、『(生活)習慣病』と呼び、国民の生活習慣の改善に努めるべきだ」
と政府や専門職団体に精力的に働きかけ、公衆衛生分野にも多大な貢献をされた日野原重明先生。

今から10年以上前、日野原先生からそうした歴史的な健康のムーブメントを起こされたというお話を伺い、感動し、
「私も、社会のニーズを理解し、健康のムーブメントを起こす、そんな人間になりたい。いや、なります!」
と宣言。

そんな私に、日野原先生は優しい眼差しで
「頑張ってください。期待しています」
とおっしゃってくださいました。

そのお言葉が、どれほど嬉しかったか!


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この、当時の携帯電話で撮った、とても画像の悪い写真が、日野原先生との最初で最後の思い出写真になってしまいました。

日野原先生との約束、まだまだ果たせていないので、残念で、悲しくて、たまりません。

でも、先生が天国で見守ってくださると信じ、時間がかかっても必ず約束を果たしたい。

ご冥福をお祈り申し上げます。