再来週、医療者向けにヘルスリテラシーの講演をさせていただくので、その準備をしています。

 

国民のヘルスリテラシーが高いオランダの、現実の場面に基づいたフォトストーリーを用いた健康教育を紹介しようと、写真を整理していたら、一昨年の欧州ヘルスリテラシー学会で、オランダの研究者と撮ったフォトストーリー写真を発見!

 

 

(患者役の私、大口開けて笑わずに、もっと痛そうな顔をしないといけませんよね。役者失格!)

 

楽しく、身になる、健康教育は、最高です♪

 

1998年にWHO(世界保健機関)により出されたヘルスプロモーション用語集のなかで、ヘルスリテラシーを定義づけたドン・ナットビーム先生とも、この学会で再会!

 

 

以前出した著書『ヘルスコミュニケーション:人々を健康にするための戦略』(ライフ出版社)では、ヘルスリテラシーの解説だけでなく、ドン先生のインタビューも読みどころです!

 
 
ドン先生がこの分野の研究に力を入れるようになったきっかけや、ヘルスリテラシーを定義づける際の背景、英国のヘルスリテラシーを高める取り組み事例、格差が広がるメカニズム等、深く掘り下げました。
 
『へるすあっぷ21』(法研)でインタビューされた、昨年の記事では、ヨーロッパの最前線の取り組みを知っていただくことができます。
 
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蝦名玲子.『健康格差の縮小の鍵:ヘルスリテラシーの向上』 へるすあっぷ21, 2016, No378, p12-13.
 
よろしければ、どうぞ。