この1週間の、「厚生労働省のコミュニケーションの手引きの改善点とは?」シリーズは、ある有識者の方がいないと生まれませんでした。
厚生労働省から出された「コミュニケーションの手引き 」を見て、疑問を感じた、ある有識者の方が私に連絡をくださったので、
を書くことになり、その後、
その有識者の方が、アメリカや日本のテキスト情報を整理され、私が持っておくだけでは、あまりにももったいない内容をお送りくださったので
その内容を、ここで
厚生労働省の「コミュニケーションの手引き」の改善点とは? その2
という形で、引用紹介させていただいたのですが・・・
その、今回のすべての動きの引き金となった有識者から、顔だしOKの許可が出ましたので、発表させていただきま~す
その相手というのは、福○○治さん
坂本竜馬を演じている俳優のあの人ではないのですが、
竜馬のように、「これからの日本(のヘルスコミュニケーション界)に影響を及ぼす」と、私が勝手に信じている
山口大学医学部の福田吉治教授です
昨年、アジア太平洋ヘルスプロモーション健康教育学会 (APHPE) で、
「ヘルスコミュニケーションの可能性:ヘルスプロモーション健康教育の効果」というシンポジウムの座長を、一緒に務めさせていただいた先生です。
世界的な大企業のヘルスキャンペーンから、コミュニティ・セッティングでの成功例まで、一言でヘルスコミュニケーションといっても、非常に多様で広がりがあります。
本シンポジウムでは、そんな多様性と広がりを持つヘルスコミュニケーションに対応するような評価の可能性をディスカッションするという、本当にチャレンジングで有意義なものとなりました
このときの内容は、APHPEから、そのうち出版される予定です。
ヘルスコミュニケーションのセクションの筆頭著者が福田先生で、共著者が私です。
また出版日などわかりましたら、ここで、お知らせさせていただきますね
その福田先生と、「コミュニケーションの手引き」の改善点についてのやりとりをさせていただいたので、本当に頭が整理されただけでなく、新たな知識 も得ることができました。
これからも、何か気になるプロダクトが出てきたら、ここで、公開分析や福田先生と公開ディスカッションをして(勝手に書いてしまっていますが、先生、ぜひご協力ください)、
少しでもヘルスコミュニケーションの認知度や関心を高め、その結果、質を高めることができればと願っております。
そして、いつか・・・ 日本の文化に適応する「ヘルスコミュニケーションの手引き」を、福田先生と一緒に、開発させていただきたいです!
最後になりますが、その福田先生が、先日、日本衛生学会で、優秀口頭発表賞を受賞されました。
おめでとうございます
福田先生と私の、初の共同開発プロジェクトは
「保健医療福祉の研究ナビ
」
多様性に対応できるように、たくさんの、各専門家が共著した(私はそのひとり)本書は
この分野で研究をしたいと思っている人のための、まさに手引きです。