ナミフエダイ | 海坊(インボウ)

海坊(インボウ)

魚達との一期一会を紹介しています

昨日の事。

東風の影響で予定のポイントを断念し、島の西側のポイントへ。

しかし入ったポイントは降雨の影響で濁り気味。

透明度は7~8Mといったところ。

潮通しのいいところまで行けば…、と思い30分程泳いで遠出する…


海面を見上げると崖から突き出た磯鼻に野生化したヤギの集団(5匹)が呑気にこちらの様子を窺っている。

「ヤギ汁屋に売り飛ばしたろかぃっ!」と思うも獲れないので写真だけ。
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カメラを構えるとそそくさと立ち上がるヤギ達。意外にスレている?


遠出したポイントでも潮の流れもイマイチで、いい魚もあまり見当たらない。

濁ってるせいか、いつも以上に自分に気づくのが遅い 海藻を食べるのに夢中な平和大使。
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リーフトップでは、ムスジコショウダイが今日も阪神タイガースの応援に精を出す。
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母ちゃん呼んで来んかい~っ!
(小さいので獲らず)

そんなこんなでせっかくの遠出も、何も獲れぬままエントリーポイントまで引き返す。
と、水深4~5Mの岩場をウロチョロするお手頃サイズのシブダイ数匹を発見。
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獲れそうで獲れないカクレンボ状態が暫く続き…、、しつこく追い掛け回して何とか確保。

ということで本日の突果は一人分のとしてはちょうどよいサイズのナミフエダイ
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(ちなみに鰓の間から頸椎を貫通して鰓の間へ抜けたミラクル満点ショットでした!)

調理は刺身で、面倒くさいのでまな板の上のままで。
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それにしても我らが“シブダイ”、さすが『南九州の秘蔵っ子』(勝手に命名)だけあって本当に美味でした!
臭みが一切なくぷりぷりもちもちとした身に箸が止まらなかった。
これがもっと大きくなって脂が乗ったら…。

いつかは大きなシブダイを突きたいとさらに願うのでした。