2017.12.26 9nineワンマン観覧レポ 9nineで始まり9nineで終えた2017年 | Dr.D.D.のドルオタ日記

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職業:勤務医。病院の要職にありながら、空虚な日本医療界に嫌気がさして診療の片手間にサブカルチャー活動に邁進するようになった男の日記 Twitter:Dr. D. D. (@DrDD2)

12月26日(火曜日) 9nineワンマンライブ 「Quattro Formaggi」 @Zepp Tokyo(東京 青海)

今年の僕のオタ活の締めくくりとして、Zepp Tokyoまで9nineのワンマンライブを観に行ってきました。


仕事が終わってから自家用車でお台場に移動。

この日は先日のような高速の渋滞にはまることもなく、無事に開場前に現地に到着できました。

↑僕の整理番号はBの90番台、その前にAの整理番号の人たちが600人強いるので、呼び出しはだいぶ後です

(9nineは常に有料ファンクラブ会員が優先なので、ファンクラブ無料会員の僕は入場番号はどうしても後回しになってしまうのです)。

会場はパイプ椅子が用意されており、全席自由席でした。

自分は会場後方やや上手より、一段高くなった所の2列目の内側(機材席の右横)に位置。

 

ステージは遠いけれど見渡しやすい良席を確保、です。

この日は全体で1000人ほどの集客でした。おそらく全国から遠征してきていると思われます。

↑ファンは若い男の子の割合がだいぶ増えています。

それなのに厄介なピンチケが全くいないのがこの現場の良いところ。
 

加えて、以前よりもキモオタ風の人や、自分のようなオッサンも少なくなったww印象です(あくまで印象、ね)。

 

女子や子供連れも相変わらず一定数いて、川島海荷ちゃん脱退後も老若男女からそれなりに支持されていて、健全度は昔よりむしろ上がっている??


新規の方にも安心してオススメ出来る現場といえましょう。

ステージの上には、左から、ピンク黄色オレンジのメンバーカラーの4列の光のドーナッツのようなリングディスクの束(0000000000)が天井から舞台まで連なっています。

 

未来の次元転送装置、みたいな感じ。
 

これは今年9nineの4人が声優として出演したNHKのアニメ

「ザ・リフレクション」

の世界観に通じるものがあり、シンプルにしてなかなかカッコ良くていい感じ。

19時開演。会場が暗転すると、

想定外の客席からのメンバー登場

でした。


自分のすぐ目の前を、吉井香奈恵ちゃん(かんちゃん)西脇彩華ちゃん(ちゃあぽん)がゆっくりと歩いて舞台に向かいます。

 

純白のレースの生地に銀のラメの装飾が付いている衣装は冬、雪をイメージさせて相変わらずファッションセンスがいいな、と感じます。

 

4人で少しずつデザインが違っている

のもいつも通り。

スタイルが良いのでよく似合っています。

注目の第一曲目は

M1『SunSunSunrise』

でした。
先述のNHKアニメ「ザ・リフレクション」のテーマソング。

今年9nineの新境地を切り開いた曲です。

生で聴くのはお台場のTIFで初披露された時以来ですが、アメリカンなヴォーカルと厚いサウンドが心地よい。

この日の9nineのメンバー、他のアイドルグループとは別格のスピード、キレ、シンクロ率で、

「仕上げてきたな」

って感じ。
のっけから、今日来て良かった、と感じさせられる出来でした。

M2『パリナイ』

では、メロディ歌唱との間奏のダンスとの緩急が素晴らしかった。9nineはこのように中途で急に曲想が変わって激しいダンスパートが挿入される曲が多いのが特徴で、ライブのひとつの楽しみになっています。

M3『Just A 恋』
久しぶりに聴いた気がする。色っぽいワカメダンスが面白い。

そして、シンクロ率高い。

M4『9nine o'clock』
メンバーの定番自己紹介ソング。

ライブで聴くのは久しぶりかな。ファンが全員でメンバーの名前をコールするのがアイドル現場でありそうでないので楽しい。


川島海荷ちゃんのかつてのパートは、ファンがペンライトで彼女のかつてのメンバーカラーのを点灯するのですが、歌詞を変えていて、みんなで『うみにー』ではなく『サンキュー!』って叫ぶように仕様変更されていました。(しばらく行ってなかったから知らなかった 汗)

最初のMC

ではメンバーの自己紹介の後、メンバーの西脇彩華ちゃん(ちゃあぽん)から今回のライブタイトル

「Quattro Formaggi」(クアトロ・フォルマッチ)

について説明が行われました。

 

イタリア語で「四種のチーズ」という意味で、ピザのメニューの一種です(※基本は、モッツァレラ、ブルーチーズ、マスカルポーネなどの様々なチーズ4種が組み合わさっている)。


四種のチーズと9nineのメンバー4人とを掛けて、

個性の違うそれぞれのチーズが合わさって1枚の味を作り上げているように、

4人の個性と持ち味を生かせるライブにしたい

という願いを込めてこのタイトルにした、とのことです(ふむふむなるほど)。


そして、チーズのピザには蜂蜜をかけることでもっとおいしくなる

(※ゴルゴンゾーラなどのピザには相性がよい)。

とのことで

ちゃあぽんsaid
「ここに来てくれた皆さんが蜂蜜です。

『ハニー』

をファンの皆さんの呼び名としたい。1年最後の、忘れられないライブにしましょう!」


「えーっ?ハニーって『恋人』みたいな意味じゃないの?」

と他のメンバーのツッコミが入るも、
 

「ハニーには『大切な人』という意味もあるんです!」

 

と押し切るちゃあぽんww


と、のことで、我々は「ハニー」ということになりましたww。

(その後もライブ中なんどか、ちゃあぽんに「ハニー?」って呼びかけられて、「イエーイ!」って答えることにww)

引き続き
「最近あまりやっていない曲だけれど、今のこの季節にぴったりの曲を用意しました。」
との紹介で
M5『White Wishes』
でライブ再開。

クリスマス仕様の冬曲。メンバーはそれぞれドキドキの形のバルーンを持って、客席に降りてきてファンサービス。

僕の側に台が置かれて、村田寬奈ちゃん(ひろろ)と、吉井香奈恵ちゃん(かんちゃん)が乗って歌ってくれました。

ここから

M6『LOVE VAMPIRE』、

M7『colorful』

などのポップな曲を続けて披露し、
M8『困惑コンフューズ』

で恒例のタオル回しでファンを楽しませるメンバー(この日はついに4倍速回し、を要求してきました ムリだって・・・w)。


ここらあたりのセットリストのよどみない流れは正統派アイドルとしての長い歴史と素地も持っている9nineの強みであります。

2回目のMC

では、47都道府県の県名がシールで隠された日本地図が登場し、
ライブ恒例の
「9nineマップ:みんなどこから来たんでSHOW?」
がスタート。

 

まだこの企画続いてたんだ(笑)
 

この日は、兵庫と茨城から来たファンが名乗りを上げたのですが、

メンバー全員が地図音痴ぶりを発揮ww

 

かんちゃんは大阪出身なのに隣の兵庫県の位置がわからず、

京都を開けたり、

滋賀を開けたり、

奈良を開けようとして悪戦苦闘。

 

肝心の兵庫が空かないので、兵庫出身のひろろがあきれて、

「一つだけ開けてないところがあるやん!」

とたしなめる一幕も。

どうやらかんちゃん、東京から新幹線乗って、大阪より前に新神戸があるとずっと勘違いしていたようです(毎回新幹線乗ってるんじゃないの?)


茨城を開けるのも、ちゃあぽんは茨城が東北地方にあると思っているようで、岩手とか、秋田をあけようとしてファンをヤキモキさせたあげく、結局福島を開けてしまうし、

 

あれだけしっかりと踊れて歌えて、きちんとしゃべれるのに

こういう一般常識になるとからきし全く駄目

っていうのはアイドル共通の現象のようですね。

その後、話題は12月上旬に行われた広島FM(Hfm)の9ジラジ NIGHTでのPefumeさんとのコラボについて。

西脇姉妹

の地元(広島)そろい踏みによるコラボはなかなかの盛況だったようですね。


曲の取り替えっこでは『Evolution No.9』をPerfumeが歌ったのですが、あのPerfumeの3人にあんなガニ股の振り付けの曲をさせてしまったことが申し訳なかった、との話で笑いを誘っていました。

さてMCの後、ここからライブも佳境に入り、スペシャルコーナーに入っていきます。
まず、スペシャル第1弾として3曲連続演奏。


各メンバーが赤いハート型のモールをもって、

M9『ケセラセラヴ』
を歌う。

モールを写真のフレームにみたてて中からのぞいたり、4人で合わせて形を作ったり、などの演出が秀逸。


↑(※写真は「BARKS」さんより)

 

その後、プリンセスのようにスポットライトを当てての吉井香奈恵ちゃんのアカペラ・ソロからの懐かしいナンバー
M10『Angel drops』
披露。かんちゃんの変わらぬ歌唱力を再認識。

そこから、メンバー壇上に昇りゆっくりとしたテンポで
M11『Cross Over』
をバラードストリングスで。

 

それとともに会場はいまどき流行のスポットライトプロジェクションでメンバーの色が4色から次々と変わっていきます。

↑(※写真はBARKSさんより 後ろにあるのが一列の円盤の束)

 

メンバーがそれぞれソロでパートを歌いつないでいく形。

個々の歌唱力があるから出来る演奏で、終わった後、静かな拍手がわき起こりました。

すぐ後のMCで、ちゃあぽんがこのスペシャルコーナー第一弾の企画を担当したことが明かされました。

「よそのライブでみて、是非照明の演出をやりたい」

と思ったのと、

「プリンセスのアカペラソロを、かんちゃんにどうしてもやってもらいたかった」、

とお願いしていたのだそうです。

続いてこの日のスペシャルコーナー第二弾。2年前からDJに挑戦しだいぶ上達した佐武宇綺ちゃん(うっきー)がMIX編集にからんだ
M12『スペシャルメドレー』
のスタートです。
『Re:』の前奏から、激しくカッコイイスペシャルダンスを挟み、『With You/With Me』

『Love me?』

『シ、グ、ナ、ル。』

『Prism Drops&Falls』

とつなぎ、最後は再び

『Re:』

に戻る流れは、この日のライブで一番の盛り上がりを見せました。

ライブもいよいよ大詰め

M13『Party 9』
恒例によるメンバー煽りによる発声練習の後で、

会場のファンが

『P』

『A』

『RTY、9nine!』

のイニシャルを連呼。
 

M14『out of the blue』
は洗練された歌唱と間奏でのメンバーのダンスが凄かった。

ここで、会場内にサイレンの音が響き渡り、超定番曲の
M15『Evolution No.9』
で会場内が一体化。

ベートーヴェン第九の間奏部分でくるくる円を描きながら移動するメンバーの歌唱に1000人がコンダクト(指揮)をする光景は。まさに年末にふさわしい。

そして、本編ラストは今年夏発売のシングル
M16『Why don't you RELAX?』
で締め、でした。

これまた今年の変革の9nineのテーマともいえるアメリカンで厚みのあるサウンドながらもコミカルなメロディと歌詞がオシャレ。

しびれます。

アンコールではライブ物販のTシャツとそれぞれメンバーカラーのチュチュ様のスカートで再登場し、

まずメンバーのこの日の感想と挨拶

吉井香奈恵挨拶要旨
「今日はありがとうございました。準備期間はとても長く感じたのに、ライブが始まるとあっという間でした。終わるのは寂しいけれど、みんなの顔を見ることが好きで、幸せな時間やな、と思えるライブでした。また、みんなで会いに来て下さい。」

村田寬奈挨拶要旨
「今日はありがとうございました。今年も(年末ライブを)やらせてもらえて嬉しい。ステージには特別な空気感があって、ありきたりな言葉なんですけど、『キラキラ』しているのを感じて、とても素敵な光景を見させてもらいました。みんなと最高の時間を過ごせました!」

佐武宇綺挨拶要旨
「今年の締めくくりライブ、こうしてみんなが来てくれたから『成功』となりました。今年1年、感謝の気持ちでいっぱいです。来年はこの感謝を『倍返し』できるよう頑張ります!」

西脇彩華挨拶要旨
「今日は本当にありがとうございました。今年は9nineとして、沢山のことを経験して、4人の絆がさらに深まった1年でした。4人体制になって、1年目(昨年)は不安だらけだったんですが、今年はまた違った1年にしよう、4人で結束して良いものを作ってみんなにお返ししたい、そう思って1年駆け抜けてきて、今日のライブがその集大成にしようと、呪文のように言ってきた。それがみんなに伝わったらいいな、とか思っていたけど、(ライブが始まったら)そんなことどうでもいいくらい楽しかったです。今の、こういう瞬間のためにライブをやっているんだなって。(9月の発表から)3ヶ月間準備してきて、その間、リハーサルなど色々大変で、つらいことが多かったけど、そのつらい気持ちがすべて成仏しました(笑)。今日、みんなの気持ちは一つなんだ、って思いました。ありがとうございました。」


と、各人がファンへの感謝の言葉を述べた後、今年の正月に初披露された
EN1 『JI・TA・BA・TA』
を演奏。「♪ゆらりゆらり~」のところでは一フレーズごとに公式9ペンラの色を変えて楽しみました。

ラストは、
EN2『SHINING☆STAR』
中央天井のミラーボールに照明があたり、冬の満天の星空のようなキラキラの中で会場全体が幸せな空気に包まれました。

メンバーの

「Quattro!」

の掛け声にファンが

「Formaggi!」

と応えた後、
「2018年も必ず笑顔でお会いしましょう!」

とのメンバーの挨拶で今年2017年の9nineライブは幕を閉じたのでした。

(セットリスト)
M1 SunSunSunrise
M2 パリナイ
M3 Just A 恋
M4 9nine o'clock
(MC)~自己紹介&ライブタイトル"Quattro Formaggi"の由来
M5 White Wishes
M6 LOVE VAMPIRE
M7 colorful
M8 困惑コンフューズ
(MC)~みんなどこから来たでしょう?のコーナー&イベント「Perfume×9nineの9ジラジNIGHT」の話
M9 ケセラケセラヴ
M10 Angel drops
M11 Cross Over(バラードストリングスver.)
(MC)
M12 9nineスペシャルメドレー(DJ Arranged by 佐武宇綺)
 『Re:(前奏)』→(スペシャルダンス)→『With You/With Me』→『Love me?』→『シ、グ、ナ、ル。』→『Prism Drops & Falls』→『Re:』
M13 Party 9
M14 out of the blue
M15 Evolution No.9
M16 Why don' t you RELAX?
(Encore)
 メンバー挨拶
En1 JI・TA・BA・TA
En2 SHINING☆STAR



(感想)
今年の9nineはリリイベなどをのぞいては、あまり公の場に露出することなく数回のワンマンライブにじっくり時間をかけて完成させて披露する、という形をとってきました。


この日のライブのダンスパフォーマンスは、

スピード、パワー、バランス、そしてシンクロすべて圧倒的。

なもので、

他のアイドルグループの追随を許さない完成度

といっても過言のない出来、でした。


いつもよりBPMを上げたメドレーなどのコーナーでは、その分歌唱にまで手が回らないところが散見されたものの、

あれだけのダンスをしながらここまで歌える

というのは並大抵のことではありません。

そして、

相変わらずのユニゾンの美しさ

はそのまま。

全員声量があるが4人の声質が全く違うメンバーたちなのが

ユニゾンで丁寧に合わせてくる

のは特筆に値します。
 

何度もいっているのですが9nine

元々生歌歌唱とダンススキルを合わせた

ライブの総合力は間違いなくアイドルトップクラスで、本日見た限りでは

今年に入ってメンバースキルは間違いなく上がり、さらに磨きがかかった印象で、

これまで見たライブでも最高の出来だった

と言えると思います。

 

今年僕は夏の中野サンプラザのワンマンライブを観に行くことができず、TIFのステージをのぞけば9nineは結局元旦のワンマン(「咲」)(※観に行っていたが年明けは個人的事情があってブログ記事は上げていません)

この日の年末ワンマンの2回しか見ることが出来なかったのですが、

9nineで年明けして、年末最後を9nineで有終の美を飾れた

のは結果的にとても良かったo(^▽^)oと思っています。

 

丁寧に作り込まれた演出とも合わせ、年の最後にこれだけのクオリティのライブを見られたことで、

アイドルというよりは、9nineにアーティストとしての側面を見ている自分としては大満足です。


アーティストとしての、

と書きましたが、実際メンバーたちも

自分たちのことをアイドル、とは思っていない

かも知れません。
 

9nineのメンバーは、ファン集客の入り口であった川島海荷ちゃんが抜け、4人体制になった時点で、自分たちはアイドルである、という意識を完全に捨て、

ダンス&ヴォーカルのパフォーマンスユニット

として生きていく道を選んだのだと思います。
 

昨年までは、女優としての二足のわらじと美貌を持つものの、

ダンスと歌のスキルが若干落ちる川島海荷ちゃんが事務所のバックアップ(半ばごり押し?)でセンターを務めることで、

話題と華やかさはあるもののグループパフォーマンスの総合力は若干落とさざるを得なかった

(それでも他の下手なアイドルよりはずっとレベルは上であったけれども・・・)。


僕は、子役時代から川島海荷ちゃんが大好きで、今も彼女がドラマに出てくると見てしまう

(※当然かつての9nineではうみにー推しだった→現在は箱推しにchange)

ような人間ですが、そんな僕でも、

 

そんな体制で、川島海荷ちゃんと現メンバー4人との間には確執があったことは想像に難くない。

 

4人体制になってからはある意味軛がとれて、

逆にやりやすくなったはずです。

 

しかし、ここからは一切の言い訳は出来ない。

 

スキル&パフォーマンスでどれだけファンをつなぎ止めていくことが出来るか

 

、それが彼女たちに与えられた使命であったのです。
そのために裏で相当の厳しい努力を積み重ねていたはずで、

西脇彩華ちゃんの挨拶にもその心情がよく表れていました。


でも、その努力は間違いなくステージに現れているし、ファンも分かっているので、安心していいと思います。

そんな努力を知っているファンは当初予想されていたより減ることとなく、かなりの人が付いてきてくれているのです。

9nineはご存じの通り、握手会などの接触イベントをあまりやりません。それでもまだまだこれだけの集客が出来るのは、

見たいと思わせてくれるものを持っているから

にほかなりません。それは、

これまできちんと作って蓄積してきた楽曲の良さ

のおかげと、

メンバーのスキルに魅力がある

からカバー出来ている。
 

今年出したシングル

「Why don't you RELAX!」

「SunSunSunrise」

は、以前の楽曲よりもかなり音が厚くなっており、好みは分かれるけれども個人的には良い出来の楽曲で好きです。


アイドルよりも、アーティストに寄せていることは確実です。

「アイドルでなく、アーティストだ」、

などと言うと、たいていオタはソッポを向くものですが、

海荷ちゃんが脱退を発表した昨年4月のZepp Divercityが

集客1200人で、今年のこの日が1000人。

確かに若干数減ってはいるけれど、この日のファンたちはみんな、

9nineの今の4人のパフォーマンスを観に来た人たちです。

 

コアなファンが付いているし、

NHKアニメでも新たにファンが獲得され、この日のライブに来ている新規さんもいたようですから、来年

「♪まだまだ巻き返すチャンスはあるでしょう」

 

さらに、今の4人はダンス、歌唱にそれなりの差はあるけれども、

それを補って余りある武器を持っていて、それを

メンバーの活動、パフォーマンスに還元しているのが特長。

こういう姿はファンからは応援したい、と思わせる要素です。


たとえば、西脇彩華ちゃんはMCでメンバーを引っ張り、今年はお姉さんの所属するPerfumeとのコラボで存在感を発揮。

実力の高い吉井香奈恵ちゃんは総合力とソロ歌唱で。

若い村田寬奈ちゃんはダンスの振り付けの指導で。

佐武宇綺ちゃんは他の3人ほど歌唱力はないが、

DJの武器をメドレーに活かしたり、今年NHKのアニメ「ザ・リフレクション」では声優としての経験を他メンバーにアドバイスして還元している、といった風に。


この日の挨拶でメンバーが『結束』、『絆』、といった言葉を使っていましたが、

ファンは、メンバーのパフォーマンスとともに、

こういったメンバーの

結束・絆の力を観に来ている、

とも言える。

 

この日のファンは、

みんな盛り上げどころを知っているし、よく統制がとれているし、マナーが良い。

メンバーとファンの間にある無言の結束、みたいなものを実感することが出来ました。
 

来年はツアーをやりたい、

とこの日抱負を述べたメンバーたち。

東京地区なら集客は間違いなく大丈夫ですが、今の状況で地方に回ったときどこまで集客できるか、が鍵になりますね。

 

これだけのスキルを持っていて、楽曲のセンスも、メンバーのファッションセンスも良い。

一般への訴求力は大きいグループなので、運営が上手く誘導してあげてほしい、と思いました。

 

(ただ事務所自体からはあまりいい噂を聞かないのが、ね。

メンバー自身が大人になっているので、自分で考えて動くことが出来てはいるから大丈夫と信じたい(地図は読めないけど・・・w))

 

さて、この日をもって、僕の今年のオタ活は終了となりました。

(30日、31日あたり色々なイベントにムリに行こうと思えば行けなくもないが、昨年がバタバタしてた分、次の年末年始は少しゆっくり過ごしたいので・・・)

 

年始めには色々個人的なトラブルがあってブログを休止していましたが、最終的にはいい1年だったような気がします。

 

この1年、稚拙な私のブログにおつきあい下さった方、本当に、ほんとうにありがとうございました!

また来年お会いしましょう(2018年は1月始め、私立恵比寿中学の武道館から始動予定です)