今年2度目の長期旅行等でお休みしてました。
帰ってからも、激動のウクライナ情勢など時々刻々変わる情報の把握で1日が過ぎ、ブログの更新ができずにいました。
自然災害、疫病、戦争と人類にとって大きな「危機」が国内外で立て続けに起こっている昨今、「危機管理」の重要性がクローズアップされています。
与党のコロナ対策に対しては、
「最悪の事態を想定して対策を講じるのが危機管理の鉄則」
と批判していた人達が、
他国からの攻撃に対する「防衛」となると、急に想定が甘くなるような印象がありました。
ロシアのウクライナ侵攻で意識変化はあったのでしょうか?↓
ここで、私は誰(何党)の言うことが「正しい/間違ってる」とか、言うつもりはありません。
ウクライナの現実を見て、
自民の小野寺さんは、
"これから防衛力をしっかり高めていくことは政治家の責任。"
共産党の小池さんは、
"こういう事態を絶対に起こさないため、外交の徹底に知恵と力を尽くすのが政治家の責任"
立憲民主の逢坂さんは、
"平時からの外交の力が大事なのは間違いない。一方で、防衛力を改めて点検し直すことも非常に大事。"
国民民主の玉木さんは、
"自分の国は自分で守るという原則を改めて思い出し、その上で常に同盟関係を点検する。"
敵基地攻撃能力に関し、
小池:"我が国が攻撃されていないときに海外での武力行使を行うこと"
小野寺:"前提は我が国が攻撃された場合。
攻撃されれば、爆撃機が飛んでこないように相手の航空基地を攻撃して殲滅すること
も、それが日本国民の生命・財産を守ることに繋がるなら行わなければいけない。"
逢坂:"小野寺さんの立場は理解する。
ただ今回の法制度は、もう一度点検しなければならない。
後世になって、解釈の範囲で先制的なこともやれるようになってはいけない。"
日本の安全保障、抑止力について、
小野寺:"反撃する能力があり、自分たちが国を守る意識が高く、同盟国がしっかりして
いることが、抑止力となり平和を保つと説明して訴えていきたい。"
玉木:"日米同盟を中心とした拡大抑止、具体的な作戦計画や役割分担を詰めて
いくことが非常に大事。
同時に中期的な課題として、自衛のための一定の反撃力、相手の領域内での
攻撃能力の保有も検討・議論すべき。"
逢坂:"「安全保障のジレンマ」、ある国が安全保障を強化し、相手国はそれを上回る
準備をするという軍拡競争を懸念する。タガがなければいけない。"
小野寺:"そのジレンマの中で「この辺でお互いに話をつけよう」とする戦術、
話し合いでのいわばデタント(緊張緩和)が外交的に重要。
相手が軍拡する中、こちらが何もしなければそれはできない。"
逢坂:"そこは今のところ、異論なしです。"
小池:"今のような議論は結局、抑止力という名の下の軍事、核、力の論理。
これは危険な方向に向かい、危険な衝突になっていく可能性が高い。"
小池氏の意見に対して、
反町キャスター:"では、話し合いでプーチン大統領を止められるんですか。"
小池:"止められないですよ! だから言っているんです。
この事態を解決するためには核兵器をなくすしかない。
核抑止力が通用しない相手から世界が核の恐怖にさらされている。
国連も無力ではなく、核兵器禁止条約の流れもある。
ロシア非難決議に141カ国が賛成した。"
小野寺:"決議でプーチンが侵略を止めるかというと、止めないじゃないですか。"
核共有について、
概ね「日本にはなじまない」ということで一致(詳細はリンク元参照)。
視聴者からのメール。「ウクライナ危機を見て、憲法9条で国を守れると思いますか」。
玉木:"解釈で相当のことができる。
9条があるから何かができないというわけではなく、
日米同盟の内容をしっかりさせて、備えを万全にしていくこと。"
小池:"9条さえあれば平和を守れるとは私も思わない。
ただ、軍事で平和は作れないとうたったことには非常に意味がある。
軍拡競争を止める上で、日本は憲法9条のもと非軍事の支援に徹して、
平和国家としての役割を果たしていくべき。"
逢坂:"9条だけで全てができるわけではないが、専守防衛という考え方があるからこそ
日本が他国からの信頼を得て、結果的に国を守っているという側面はある。"
小野寺:"今の日本国憲法は、日本に戦争はないことを前提に作られている。
攻撃を受けたときのことがおよそ想定されていない。
有事にも機能するような憲法にするため、改正は必要。"
共産・小池さんは、「外交(話し合い)でプーチンを止められるとは思わない」と答え、
また、「9条さえあれば平和を守れるとは私も思わない」とおっしゃってますが、
外交と9条以外の日本の平和(安全)を守る方策には触れられていません。
"平和国家としての役割を果たしていくべき"
は、その通りと思いますが、それがこの問いに対する答えとは思えません。
日米安保も含めた防衛力の見直しは、立民・逢坂さんもおっしゃってて、
日米安保+自衛隊(自分で守る意思)
という基本的な部分は、共産以外、与野党一致と言えるでしょう。
小野寺さんの最後の発言、
"今の日本国憲法は、日本に戦争はないことを前提に作られている"
は、日本国憲法が制定された経緯を考えると、確かにその通りです。
