大型バイクの大学生死亡 交差点でバイク直進、右折トラックと衝突 所沢の国道463号 | ライダーユージーンのつぶやき

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15日午後1時半ごろ、埼玉県所沢市坂之下の国道463号交差点で、ふじみ野市のトラック運転手男性(37)の2トントラックと、朝霞市東弁財1丁目、大学生新井昭明さん(20)の大型バイクが衝突。新井さんは全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
 所沢署によると、現場は信号機のある丁字路。入間市方面から東京都清瀬市方面に右折しようとしたトラックに、対向から直進してきたバイクが衝突した。男性は事故直後に119番。同署で詳しい事故原因を調べている。

 

埼玉新聞記事より抜粋

 

いわゆる“右直事故”の典型的な例です。車の右折に気づかず、直進して衝突する初心者に多いパターンです。

トラックからは、かなり遠くにバイクの存在が見えたのか、バイク側が道路状況を見誤ったのか。トラックにも落ち度はあれど、バイク側も事故を避けられたはず。道路の車の状況は、刻々と変わってます。それをいかに先読みでき、対処できるかがポイントかと思います。つまり、最近の自動二輪車の免許が、時間とお金があればだれでも取れる。問題なのは、普通二輪から大型二輪とすぐに取得できること。一般道路を走行する経験もなく、慣れない大型二輪車を運転することが、どんなに危険なのか、腕が必要なのかを知らないうちに免許が取れてしまうこと。以前は、現在の普通二輪車の免許を取っても、大型二輪へ限定解除する条件として1年以上あけなければなりませんでした。その間に、250ccなり400ccなるを乗車し、ある程度一般道路に慣れてからでないと取れなかったと理解してます。それが、一気に取れてしまい、また、検定まで行けば全員合格するという制度は、結局、このような事故を助長させたと考えています。初心者の運転行動は、我々ベテラン者から見れば、予想もつかない動きをします。その結果、対四輪の右直事故で死亡してしまう。昔ならブレーキなどかけるなどして、骨折で済んでいた事故だったのですが。私も経験ありますが、初心者の時は、避けようとしても避けられなくて、ただブレーキをかけるだけでした。その結果、左腕骨折、右太もも裂傷で何針も縫いました。今の免許制度ではだめです。せめて免許更新時に、実査による再検定をすべきかなと思います。それだけレベルが低く過ぎるため、そう考えます。教習所で練習してるはずなのですが、検定基準もかなり低くなってるとしか言いようがありません。でないとこのような事故は、減らすことはできないと考えてます。