1月20日は「甘酒の日」。1月20日は「大寒」で甘酒の消費量が多かったことから飲料メーカーが制定したのだと言われている。実はその甘酒に注目する女性が増えているとのこと。
「最近だいぶ売れ行きが伸びています。しかも若い人たちがたくさん来店します。発酵食品で糀が体にいいとテレビなどでやっていたようなので来てもらっていると思う」と生産者は話してます。
森永製菓マーケティング本部の猪瀬剛宏さんは「去年の業界全体の売上は2010年に比べて約4倍。2015年とくらべても約1.6倍になっていて、市場は大きく拡大しています」とコメント。2010年が33億円程度だったが、2016年には130億円を超える規模にまで成長している。
きっかけとなったのは「2011年の東日本大震災。あまり電力を使わずに暑い夏を乗り切ろうという風潮があった時に、甘酒は夏バテ防止のために江戸時代に飲まれていたと紹介されて、そこから注目を浴びて急に市場が大きくなっています」との意外な理由から。
米麹から作られた甘酒と酒粕から作られた甘酒の二種類あります。
甘酒が健康にいいと言われる理由として、甘酒の成分であるビタミン、ブドウ糖、必須アミノ酸など人間にとって不可欠な物質が含まれていることに加え、水分、塩分、糖分もバランス良く含まれており、体に吸収されやすい。こうした成分が「飲む点滴」と言われる所以。東京工科大学の研究では甘酒を1カ月間継続して飲むことで、目の下のクマや髪のツヤなどに改善が見られたという。
アメーバタイムスより一部抜粋
真冬の今でも、脱水症状が起きやすいため、その防止にも一役買うかもしれません。