そもそも「ツーリング」という言葉自体を考えてみると、言葉としては旅行・観光を意味する「tour 」に接続辞「ing」を付けた現在分詞で、乗り物に囚われず回遊するような旅行をさす言葉と言葉辞典には書いています。ただし「オートバイなどに乗って旅をする」という表現は日本だけのようです。通常、私を含め皆さんも、オートバイツーリングのことをいわゆる“ツーリング”というカテゴリーに入れてますよね。たとえば、距離によって、お散歩ツーリングやプチツーリング、人数が多ければ、マスツーリング、一人なら、ソロツーリングといったように使われてます。私に限っては、ソロツーリングをあえて、“ウルフツーリング”と私なりに聞こえが“かっこいいかな”と思って言い変えています。ただ、ソロツーリングには違いありません。ツーリングという言い方は、目的地に出かけたという事実を端的に表現したもので、一般的に車種や距離を問わない言い方だそうです。たとえば、自動車で出かけることは、“ドライブ”といいますが、ツーリングカーという言い方もあり、この場合、旅というカテゴリーにおいて、長距離移動を想定して、それに耐えれる耐久性能と快適装備を備えた自動車の事をさすようです。