以前ご紹介した記事で、BIKEJINに“事故らないためのライテク講座”において、白バイ隊員に聞いた“ブこんなライダーは危ない”について、再度確認したいと思います。
白バイに捕まったライダーは、まさか自分がと思う方が多く、無意識・無自覚のうちに危険ゾーンに足を踏み入れている証。ここでは、白バイ隊員が目をつける行為を少し上げてみたいと思います。
①信号の変わり目のスタートが速い
青信号は進めではなく、「安全なら進んでもいい」というのが大前提。信号無視の車が突っ込んでくる可能性を含め、気をつけたい事項です。
②走行中の車の路肩をすり抜けする
グレーゾーンであるすり抜け。京都では停車中の車の路肩・対車線にはみ出してすり抜けは白バイ隊員は注意するくらいですが、走行中となると危険さが増大するたえ、必ずアウトです。また、信号待ちで停車中の車の列の先頭にでるのもNGです。また、最近目立つのが、片側2車線ある道路で、両車線走行している車の間をすり抜ける馬鹿を多く見かけます。
教習所で絶対習わない走行法、非常に危険で丸腰の二輪には、もしもの時、なすがままで重症を負ってもおかしくないでしょう。これで、もらい事故を起こしたドライバーにとっては、いい迷惑です。事故を起こしたら100%自己責任であるとの法整備は必至だと考えます。
③交通の流れに乗れていない
自動二輪車に限定して言えることですが、ひたすらゆっくり走るのは、周囲に迷惑を掛けるので、流れにのるのも重要です。道交法の範囲内というのは言うまでもありませんが
④交差点で必要以上にバンクさせる
交差点での右左折は、文字通り交差するもっとも注意すべき場所で、これでもかと安全確認してこそ、“カッコイイ”。
⑤ブレーキのかけ始めが遅い
出来る限りブレーキングを我慢して曲がり角に突っ込むのは大きな勘違いでとても危険。これも、カッコイイと思うのは自分だけでNG。
⑥装備品が整っていない
この事項も、かなりおざなりにされてます。
「みなりは人なり」。安全意識の高いライダーほど、しっかりした装具を着用してます。だらしない服装は安全への配慮が疑われても仕方がない。肩パットなどのちゃんとした防具のジャケやパンツは極普通になるよう、啓発したいですが、私が若かった頃とは違って、チームを組んでツーリングと言ったことがされないため、上下関係もあり、上のものは下のものに、走り方など教えられたのですが、この昨今、群れることを避けるのが多いため、ちゃんと教育されず、一般道路を走るため、同じ道を走っていると、危険を感じます。オートバイは不安定で危険な乗り物。だからテクニックが必要で、且つ、譲り合いの心があれば、いらぬ事故も起きなスはず。最低限の自己防御は必要です。
⑦安全確認をおろそかにする
②にも通じる事項ですが、機敏な動作がカッコイイのではなく、あらゆる場面で周囲に目配り・気配りできる余裕は必要です。
⑧オートバイが汚い
自分の愛車を大事にしていないことは、周りも大事にしないと疑われても仕方があにでしょう。
この8項目について、改めて見直していただけたらと思います。