2021 F1GP 第2戦 決勝 | 気まぐれブログ

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天候:雨のち曇り
気温:9℃
路面温度:17℃



スタート約1時間前から雨が降り出し
ウェットコンディションでのレースとなった

このためフロントロースタートの
S.ペレスのソフトスタートの
アドバンテージは無くなった

アルファタウリのP.ガスリーと
アルピーヌのE.オコン
ハースの2台が深溝のウェットタイヤ
他の車は浅い溝のインターミディエイトで
スタートを切った

3番手のフェルスタッペンが
ロケットスタートを決めて
タンブレロコーナーで
ハミルトンと競り合うがトップに立つ


気温が低く風も少ないため
コースが乾きにくく滑りやすいため
コースアウトやクラッシュがあり

セーフティカーが入ったり
赤旗中断があったりと荒れた展開となった


それでもフェルスタッペンはトップを守り
後続を引き離す安定した走りで待望の
今季初優勝、通算11回目
昨年の最終戦以来の優勝

ホンダのイモラでの優勝は
1991年A.セナ以来30年ぶり5回目
通算79回目の優勝

レッドブルの優勝は65回目



メルセデスのL.ハミルトンは
2位に落ちてからもフェルスタッペンには
ついていくのがやっとと言う状況

29周目にスリック(ミディアム)タイヤに
交換して追い上げにかかるが
周回遅れをかわすために
少し濡れた路面を通り
グリップを失いコースアウト

去年までの余裕でトップを走る
レース展開と打って変わって
今年は少し焦りがあるような感じで
無理な追い越しをしたように見えた

コースに戻ろうとした時に
タイヤバリアに接触してしまい
フロントウィングにダメージを負う

コースに戻ったときには7位となり
ピットでフロントウィングを交換して
コースに戻った時は9位となった

今回は終わったかに見えたハミルトンだが
チームメイトのボッタスと
ウィリアムズのラッセルが
大きなクラッシュを起こし
赤旗中断となる

これによりタイム差はなくなり
仕切り直しとなる

この時点で最後尾スタートの
角田選手は10位まで上がってきていたが

再スタート後のタンブレロコーナーで
スピンしコースアウト
また最後尾まで落ちる

4位で走っていたペレスも
ビルヌーブコーナーでスピンオフ
角田選手の前で戻るが14位に落ちる


ハミルトンは再スタート
怒涛の追い上げで
ファステストラップを記録して
なんとか2位まで戻りフィニッシュ

ドライバーズポイントでは
L.ハミルトン 44
M.フェルスタッペン 43
とファステストの1点差で
なんとかハミルトンがトップを死守している


コンストラクターズでは
ボッタスがクラッシュして
いなくなっているので
ここはペレスが上位入賞が
欲しかったところだが
12位フィニッシュでポイントは取れず

メルセデス 60
レッドブル 53
と7ポイント差で
こちらもメルセデスがトップをキープしている


角田選手はペレスに次いで
13位フィニッシュ


第2戦も悪天候と言う中で
新人には厳しいイモラの
洗礼を浴びた形となった

次戦以降に期待しよう


3位にはマクラーレンの
ノリスが入り自身2回目の獲得

イギリス人が2人表彰台に上がったことで
イギリス人通算700回目の記録となる


9位のライコネンに30秒加算のペナルティが出て
オコン、アロンソ、ペレス、角田の
順位が1つづつ上がる

これにより
F.アロンソは復帰後初ポイント獲得






次回は2週間後
5月2日決勝
第3戦ポルトガルGP
(アルガルベサーキット)